偽旗作戦

 偽旗作戦、この一般的には聞き慣れない言葉を簡単に説明すると、マッチポンプの事です。普通のマッチポンプは目的が多岐に渡りますが、主に政府等が国民をある種の方向に思想誘導させる為に使うものを界隈では偽旗作戦と呼んでいます。


 マッチポンプと言えば自分で火をつけて自分で通報して自分で火を消す行為で、自作自演の事を言いますよね。誰かが悪いと言う事を印象付けるためにわざと傷つけられて被害者になり、大袈裟に声を上げるとか。


 偽旗作戦で有名なのでは9・11があります。これが予め仕組まれたものと言うのはスピ界隈では有名な話です。少し調べるだけで胡散臭い話は次々と見つかります。

 例えばボストンマラソンでの騒ぎも、フランスの出版社が襲われた事件も、先日のラスベガスの銃乱射事件も偽旗作戦だったと言う説が流れています。


 そう言う作戦を行う人の目的は何なのでしょう。それは国民感情の誘導です。ある種の人々に憎悪を向けさせる事です。そうして戦争を起こしやすくするのです。

 例えばアメリカとか、定期的に戦争を越さなければ経済が回らない構造になってしまっています。だからこそ戦争の需要が必要なんですね。完全に世界が平和になってしまっては困るんです。ならず者がどうしても必要になるんです。


 そう言う視点で見れば今の北朝鮮も身勝手な行動をしているように見えて、ある種のシナリオ通りに動かされているだけなのかも知れません。ああ言う行動が出来るのは大きな後ろ盾があってこそですから。とは言え、結局は捨て駒扱いで終わるのでしょうけれど。

 いつだって小国は大国の意向に翻弄されて自由がありませんね。


 偽旗作戦は今後も頻繁に実行される事でしょう。それを見抜くには事件の背後の不自然さに注目しなければいけません。表のニュースを何の検証もせずに鵜呑みにするようでは簡単に彼らの思惑に踊らされてしまいます。たとえ情報源が不確かな情報であったとしても、その中に何らかの真実が眠っているかも知れません。


 何か大きな出来事が起こった時、多角的に事件を捉え、立体的に物事を検証する能力が必要とされるのがこの現代と言う時代なのかも知れませんね。

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