日々徒然スピ日記

パワーストーン

　私がパワーストーンという言葉を知ったのは月刊ムーの記事だか広告だかでしたが、今では結構知ってる人も多いですよね。テレビでも紹介された事もあったりするのでしょう。

　パワーストーンを簡単に説明すれば、持っているといい事が起きる不思議な力を秘めた石の事です。お守りのようなものと考えてもいいかと思います。昔は宝石と言えばパワーストーンの事を指していたのだそうです。

　邪気を吸収して心身を浄化する効果があるとされているので、そのままにしていると段々効果が薄くなるとされ、その邪気を浄化する手入れの方法なども存在しています。大事に使う事でその石が自分だけのパワーストーンになっていくのですね。

　私が一番最初に知ったパワーストーンはラピスラズリです。で、ラピスクラブと言う専門の通販サイトを利用した時に会誌が送られてきたのですが、その会誌の記事によってその他のパワーストーンの事も知りました。

　流石専門に扱う会社の出した冊子なだけあってラピス以外のパワーストーンの事も詳しく丁寧に記載されていました。その石の効果だけでなく、手入れの方法とかも懇切丁寧に書かれていましたね。

　残念ながら今その会誌は手元にはなくて――２０年以上前の代物だし仕方ないのですが――別のパワーストーン関係の資料から幾つかのパワーストーンの紹介をしたいと思います。

　まず最初に挙げるのはやっぱりラピスラズリですね。この石は古来から霊験あらたかな力を持つとされ、日本では瑠璃として知られています。瑠璃色と言えばやや紫みを帯びた鮮やかな青い色の事ですが、ラピスラズリはまさにその瑠璃色をしています。それも当然の話で、かつてはこの石を砕いて瑠璃色の染料にしていたのです。今でもそうなのかな？　ちょっと分かりませんけど。

　ラピスラズリはラピスクラブ曰く最高のパワーストーンとされています。他のところではそこまで持ち上げていなかったりするところもあるのですが(汗)。質のいいものはアフガニスタン産で、所々に入っている金がアクセントになります。邪気を退けるパワーを持ちますが、外部からの邪気だけでなく自身の心の邪念も退けるといわれます。怒りや嫉妬などを払いのけ、危険を回避してくれます。

　次はアメジスト。パワーストーンの中でも一二を争う知名度ではないでしょうか。この美しい紫色の石は浄化の石で、知恵と純粋な考えを導く受信機の役目を果たし、豊かなアイディアを与えてくれます。

　アクアマリンは深い海のような薄青緑色をした幸福の石。活気に満ち溢れていると同時に明瞭さを表し、人に自信を与えてくれます。

　カーネリアンは温かみのある夕日のような色をした堅実の石。しっかりとした基盤を表し、現実的なもの、強さ、そして自己を象徴します。

　ローズクォーツは優しいピンク色をした愛と慰めの石。素晴らしい健康と富と繁栄を約束し、波立った感情を穏やかにする役目を果たします。

　ツアマリンは濃い緑色から黒まで、様々な色をした秘めたる力の石です。エネルギーを増大させ、心の中の弱気を払いのけてくれます。

　タイガーアイは褐色、黄色、黄褐色の石。広い視野と洞察力を与える "幸運を招く聖なる石"と言われています。洞察力を高め、物事の本質を見抜き、災厄を退け、成功をもたらすと言われています。

　専門サイトに行けばこれらの他にも膨大な種類のパワーストーンが紹介されています。それらを目にするとパワーストーンってそんなに種類があったのかと驚くのではないでしょうか。

　それぞれの石にはそれぞれの伝説があり、効果があり、手入れ方法があります。

　パワーストーンはは地球から私達への贈り物です。縁あって手にする事が出来たなら、ただ持っているだけではなくて、この星との絆を感じて大事にして欲しいと思います。