屑讃歌

偽りの就活

現在多くの学校が夏休み期間だろう(私の出身高校は夏休みはほぼ補習で埋まっていたが)。大学生は夏休みに就活は佳境を迎え、秋学期が始まる頃には内定が決まっている人が大半だと思う。

かくいう私も現在就活の真っ最中…「ということ」になっている。一応公務員試験は受けた(最終試験までは到達できず)のだが、一般企業に関しては調べているふりをしているだけで、実際はネットサーフィンをしているだけである。

別に就職する気がないのではなく、今行っている就活そのものが無効なのである。なぜかというと、私は卒業見込みでも既卒でもないからである。そしてこの偽りの就活期間ももう2年目を迎える。私は2回留年しており、これは両親や友人も知らないことである。私の大学は成績通知が親元に届くことになっているが、留年がバレないよう実家の住所を下宿先に変えることで本当の実家に成績通知がいかないよう阻止している。学生証には現在の学年が表記されてるので両親や友人の前では絶対に出さない。しかし完璧な偽装をするのは難しく、留年すると学費と引き落とし日が変わるため両親に突っ込まれたが、今は適当にはぐらかして事なきを得ているが、それが効かなくなるのもそう遠くはないだろう。とにかく意味のない「就活ごっこ」を続けながら日々を過ごしているが、今年中にどうにかしないと非常に大変なことになる。解決策を必死に練っている最中である。