真実4






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「お待ちしてました」

 朝6時50分頃。スレイはヴェルリオ王国の城の近くにある花屋の前に来ていた。まだ花屋も開店準備をしていないため、馬車を止めても迷惑になることもない。だから、そこに止めてもらったのだ。

 スレイが馬車から下りると聞こえてきた声。その声は、通ってきた道の方角から聞こえた。声がした方向である馬車の後ろを見れば、予想通りの人物がいた。声を聞いて誰が来たのかはすぐに分かってはいたが、似た声の人は何人もいるのだ。直接見て確認する必要はある。だから、姿を見てから名前を口にした。

「スピカさん。お出迎えありがとうございます。城の前は良くないと思いこちらに止めたのですが、良く私だと気がつきましたね」

「はい。私の部屋からスレイ様の乗る姿が見えたものですから。……朝早くにお呼びしてしまい、申し訳ありません」

「いいえ。大丈夫ですよ。気にしないでください」

 頭を下げるスピカにそう言うと、スレイは邪魔にならないように花屋の横の通りで待っていてくれと馭者に告げた。馭者は一度頷くとそこへ向かった。狭い通りでもないので、誰かの邪魔になることはないだろう。

 それを見届けると、スピカに連れられてスレイは城へと向かった。スピカの後ろを黙ってついて行く。門の中へと入る前に、スピカは庭に誰もいないことを確認した。静かに門を開き、スレイの手を引いて玄関へと小走りで向かった。スレイの手を離し、玄関の扉を押した。偶然にもそこには誰もいなかった。安心して、先に城内へと入ったスピカに続いてスレイも城内へと入った。

 そのときだった。階段からメイドが下りてきたのだ。そのメイドは最近新しく城で働くことになった新人メイドだ。階段を下りながら、何かを言おうとしたメイドだったが、スピカが階段を下りたメイドに駆け寄り、黙っているようにと頼んだ。

 新人であるメイドは城に住んでいるスピカには逆らえなかった。だから、黙っているようにと頼まれて一度頷いた。他のメイドや、執事であればスピカに頼まれても黙ってはいなかっただろう。手紙であれば、黙ってはいるだろうが、直接城にきたのならば黙ってはいない。

 だが新人メイドはもしもここで誰かに言うと、クビになってしまうと思ったのだろう。だがスピカならば、それもメイドの仕事のうちと考えて怒ることはなかっただろう。それに、それはスピカだけではなくこの城に住んでいる全員が同じだろう。何故なら、不審者が入ってきたのと同じなのだから。誰にもスレイがくることを告げていないのだ。たとえ、スピカが連れて来たとしても、他の人は教えられていない知らない人。誰かに言ったとしても怒られることはなかっただろう。

 新人メイドはスピカに一度頭を下げると次の仕事へと向かって行った。新人メイドが向かって行った方向とは反対の食堂から物音がする。そろそろ午前7時になる。城に住んでいる全員が食堂に集まっているだろう。そこには、前日に帰宅した父ゼウスもいるだろう。彼は、食事のときは決まった時間には必ずいるのだから。

「行きましょう」

 スピカの言葉に頷くと、スレイはスピカの後ろについて行った。はじめて入った城のため、何処がどのような部屋なのかは分からない。だから、並んで歩くことはしなかった。行く方向へと歩いてしまい邪魔をするかもしれないからだ。

 近づくと聞こえてくる音に、そこが何の部屋なのかを教えてもらっていないスレイでも食堂だということが分かる。女性が朝食のメニューを声に出して読み上げている。そこにスピカはいなくても良いのかと思ったが、女性の声が聞こえなくなるとスピカは大きく息を吐いて扉を開いた。

 食堂にいた全員の視線が集まる。イスに座っているゼウス以外の全員がスレイを見て目を見開いた。何故ここに、城に関係のない者がいるのかと驚いているようだ。

 中にはスレイのことを知っていて驚いている者もいる。それは、スレイから見ても分かることだった。スレイは商人なのだから、国に関わる仕事をしていれば知っていてもおかしくはないのだ。

 ある人物は声には出ていなかったが、「何故こいつがここにいるんだ」と口が動いていた。それは、現国王であるアレースの言葉だったが、口を動かしていたことには気がついていないようだった。

 イスに座っているエリスが睨みつけてきていることに気がついたが、スレイは微笑んでいた。あえて、気がついていないふりをすることにしたのだ。すると、前国王であるゼウスが黙ったまま立っているスピカとスレイを見て口を開いた。

「これから朝食なんだが、こんな朝早くからいったい何の用なんだい?」

 落ち着いた声ではあったが、あまり機嫌は良くないようだ。それもそうだろう。これから楽しい朝食だったのだ。テーブルに並べられた湯気の立つ料理を食べることが出来ないのだ。自分が呼んではいないといっても、いくらなんでも客がいる前で食事をする気にはならないだろう。

 それにゼウスは前国王だ。スレイが1人の人間としてどのような人かは知らなくても、ゼウスは知っているだろう。ウェスイフール王国ではスレイは有名なのだから。たとえ聞きたくはなくても、耳に入ってしまうだろう。商人であり、あの国ではただ1人の金髪の男の話題など。

 これ以上機嫌が悪くなってしまえば話しどころではないだろう。もしかすると追い出され、二度とスピカに会うことが出来なくなってしまうかもしれない。

 それだけは嫌だった。せっかく出会えた運命の人を手放したくはない。そう思うと一歩前に出ると、スレイは口を開いた。

「はじめまして。私はスレイ・ヴィオーリオ・チャントーマと申します。私はスピカさんとお付き合いを……」

「簡潔に答えなさい。こんな朝早くに訪問するのは失礼だと分かるだろう? 君の立場からも良く分かると思うんだがね」

「はい、良く分かります。失礼しました」

 スピカが何かを言おうとしたようだったが、スレイが視線を向けるだけで止めた。きっとゼウスたちは気がつかなかったのだろう。こんな時間にスレイを呼んだのはスピカだ。だから彼女は自分が悪いのだと言おうとしたのだろう。

 たとえ呼んだのがスピカであろうと、ここへ来たのはスレイだ。迷惑というのは考えずとも分かることだ。だから素直にそう言ったのだ。誰であっても、早朝の訪問は迷惑だろう。ゼウスはスレイが商人だと知っているのだろう。だから、スレイの立場からもと言ったのだ。

 スレイの立場からも早朝の訪問は失礼だと分かっている。商人をしているため、余程急いでいれば午前9時に訪問することはあるが、いつもは早くても午前10時に訪問する。

 午前7時なんていくらなんでも、まだ準備をしていたり、場合によっては起床したばかりのため訪問することはない。だから、ゼウスはスレイの目を見て言ったのだ。前国王をであったゼウスもそれは同じだったから。

 小さく息を吐き、一度大きく吸った。何を言おうかと悩んだりもしたが、簡潔に述べれば良いのだ。そう思うと、すんなりと口から言葉が出てきた。

「では、簡潔に述べさせていただきます。私とスピカさんは結婚前提にお付き合いさせていただいております。それを、認めてほしいのです」

 スピカの父であるゼウスに付き合うことを認めてもらえば、隠れて会う必要もなくなるだろう。隠れて会うことに、多少なりとも申し訳なく思っていたのだ。スピカもスレイと一緒に堂々と歩き、様々な場所へ行きたいと思っていただろう。

 家族の誰もスピカがスレイと付き合っていることを知らない。だから、知っていれば一緒に歩いていても誰かの口から報告されることを恐れなくても良い。認めてもらえば良いのだ。

「認めるも何も、付き合うことは当人同士の問題だ。私が口を挟むに理由はない」

「父さん!」

 ゼウスは付き合うことに関しては口を出すつもりはないようだ。だが、アレースはそう思わないようだ。何かを言おうとしたが、ゼウスに軽く睨みつけられて黙ってしまう。

 扉へと視線を向けたゼウスに、スピカとスレイは静かに食堂を出た。他に話すことがなければ、これから朝食だから出て行けと言う視線の意味を理解したのだ。スレイは食堂を出るときに、一度頭を下げた。他に話すこともないのだし、また同じことを口にすれば次は怒られてしまうかもしれない。ただでさえ機嫌が悪く見えたのに、さらに機嫌を悪くする必要もないのだ。

 そのまま何も言わずに2人は玄関から外へと出た。城内にいても、仕事をしているメイドと執事に見られて落ち着かないからだ。

「朝早くに来てもらったのに、態度が良くなくてごめんなさい。……でも、これで堂々と2人で歩いていても大丈夫ですね」

 嬉しそうに微笑むスピカに、愛しく思いスレイは思わずスピカを抱きしめた。城内から誰かに見られているのではないかという考えはなかった。驚いたスピカだったが、抱きしめるスレイを抱きしめ返した。認められたのだから、これから一緒に出掛けたいと思ったがスレイには仕事があるのだ。

 城門から出て馬車を止めている花屋の横の通路へと向かう。まだ馬車を止めて然程時間はたっていないので、花屋も開店準備はしていなかった。扉を開き、馬車に乗るとスピカは少し馬車から離れた。また手紙を出すとスレイが言うと、スピカは微笑んで大きく頷いた。

 そうして、付き合うことを認められたからといって2人が堂々と会えることは少なかった。スレイは忙しく、会えるのはヴェルオウルへ立ち寄った少しの時間。スピカも報告の翌日から体調を崩してしまい、あまり良くならなかったため、長い時間城の外へ出ることも出来なかった。外に出て1時間たてば戻ってきて、すぐに寝込んでしまうの繰り返し。

 それでも手紙のやりとりはしていた。そして、スピカは知らないのか、そこにはあることが書かれていなかった。それは、スピカの父であるゼウスとアレースがウェスイフール王国に来ているということだ。

 2人はどうやらスレイを見張っているようだった。奴隷がいないかを確認するためだろう。夜になればカーテンを閉めてしまうので、中を見ることは出来ない。それに、その時間は2人もヴェルリオ王国に戻っているようで姿を見たことがない。

 彼らは隠れているようだったが、スレイからはその姿が見えていたのだ。自分たちからは見えないからバレる心配はないと思っているようで、いつも同じ場所にいた。そのことを、スレイはスピカには教えなかった。教えてしまうと、見張られていることに気がついていると知られてしまうからだ。スピカが見張っていることを知れば2人に対して怒らないはずもない。そうすれば、2人に見張られていることを知っているとバレてしまう。それはできれば避けたかった。だから、スピカにも教えなかったのだ。

 気がすむまで見張らせれば良いのだ。奴隷の元に行くのは多くは夜だし、たとえ昼間であっても彼らからは見えない。それに、奴隷のいる扉の近くには別の扉がある。たとえ彼らから見えなくなって怪しまれたとしても、その部屋に入ったと思うだろう。

 そう。この屋敷には奴隷がいる。奴隷をメイドや執事としているわけでも、家族としているわけでもないので、彼らに見つかるはずもない。決して見つかるはずがない場所にいるのだ。

 最近は奴隷たちに不満もないので、夜奴隷を買いに行く必要もない。2人の姿が見えないといっても、どこかに泊まっているかもしれないのだ。だから、姿が見えないからといって油断はできないのだ。

 ストレス発散などに奴隷を使うが、今いる奴隷たちはまだ使えるため売る必要もない。それに、奴隷は誰も壊れてもいない。だから、闇オークションに行かなくても良いのだ。

 彼らがいない日もときどきあったのだが、2人は半年近くスレイを監視していた。監視しはじめて半年がたって間もなく、結婚をしたいとスレイとスピカの2人は思った。だから、スピカの体調が良い前日にポポが手紙を持って現れた。そこに書かれていたのは、『今日はとても体調が良いです。この様子ですと、明日報告が出来ると思います。スレイ様がよろしければ、明日私の両親に報告いたしませんか?』という文章だった。

 何の報告かは、書かれていなくとも分かる。結婚の報告だ。体調が良いときに報告しようと話していたので、スピカは明日報告しようと考えたのだ。

 だからスレイは返事の手紙に『13時頃に城へ伺います』ということを書いた。明日も仕事があったのだが、夕方からのためだ。午前よりも午後が良いだろうと考えたのだが、明日城にゼウスがいるかは分からない。出来れば家族全員が揃っていれば良い。

 そう思いながら、翌日時間通りに城へ行くとメイドに客間へと案内された。そこには、スピカの家族全員が揃っていた。事前にスピカが話していたのだろう。

 久しぶりに会うスピカだったが、顔色はとても良さそうに見えた。昨日は体調が良いと手紙に書いてあったが、その前の日まで体調が悪かったようには見えなかった。最近の手紙では体調があまり良くないと書いてあったので、心配だったのだが今日は大丈夫そうだ。

 立ったままでいると、ソファに座っているゼウスに促されてスピカの隣に座ることにした。向かいのソファにはゼウス、右にはアレース、左にはテミスが座っている。エリスは窓の近くにあるイスに座り、テーブルに乗っている紅茶の入ったカップを手に取りゆっくり飲んでいた。話しは聞くが、口は出さないという意味で離れているのだろう。

「スピカに『大事な話しがある』と言われたから、なんとなく分かってはいるけれど……。話しってなんだい?」

 スレイの目を真っ直ぐ見つめるゼウス。はじめて会ったときにも言っているので、何を言われるか分かっていたのだろう。アレースとエリスは睨むようにしてスレイを見ているが、スレイはゼウスとテミスを見て答えた。

「実は、本日はスピカさんとの結婚をお許していただきたく、お伺いしました」

 その言葉にエリスは窓の外を見て、アレースは隣に座っているゼウスを見た。テミスもゼウスを見たが、ゼウスは黙ったままスピカとスレイを見ている。

 絶対にいないとは言えないが、奴隷がいないことを確認しているため、結婚を認めない理由がなかった。本人たちが本気ならば、認めざるを得ないだろう。ゼウスもスピカには幸せになってほしいという思いがあるのだ。好きな人との結婚。それは、ゼウス自身経験しているため理解が出来る幸せというものだ。

「分かった。認めよう」

 真っ直ぐスレイの目を見て言うゼウス。そして、目に見えて喜ぶ2人だったが、気にすることなくゼウスは続けて言った。

「ただ、結婚をするのならいくつかの条件を守ってもらう」

 そう言われて、スピカとスレイは顔を見合わせてから頷いた。結婚が出来るのならば、条件を守れば良いと考えたのだ。

 条件1。スピカを不安にさせない。

「スピカは、不安になることによって、精神的に疲れて体調を崩してしまうんだ。この間もそれで、体調が良くなかった」

「そうだったんですか。もしも、仕事で出かけて遅くなるようであれば連絡を入れるようにします」

 その答えにゼウスは頷いた。体調を崩したことを知っていたが、体調を崩した理由は知らなかった。もしかすると、結婚することは出来ないかもしれないという不安でいっぱいだったのだろうかとスレイは隣に座るスピカを見て思った。

 スピカは、季節の変わり目ということもあり、体調を崩しやすくなっていたのだ。治ったと喜び油断していると、また体調を崩すの繰り返しだった。そしてスレイが思っていたように、このままではスレイと結婚出来ないのではないかと考え、さらに悪化させてしまっていたのだ。

 条件2。もしもスピカが体調を崩したのなら、医者に診せること。

 体調を崩したら医者に診せるというのは当たり前なのだが、スレイが家にいないこともあるため、医者に診せない可能性があると思われていることが分かり、スレイは頷いた。もしもスレイがそこにいなくとも、メイドや執事たちが医者を呼んでくれるだろう。

 条件3。奴隷を買うな。

 これはスレイがウェスイフール王国に住んでいるため、今後奴隷を購入する可能性があるからだろう。だが、その言葉が出てくるということはすでに奴隷がいることを知らないのだろう。それに、暫くは奴隷を購入するつもりはないので、その条件は別に困らない。

 条件4。スピカに何かがあったら許さない。

 これは、怪我などではなく、もしも死亡したらという意味だとスレイは気がついた。大切な家族が、娘が死亡するようなことがあれば二度と関わりたくもないだろう。

 条件の意味を理解して、スレイは頷いた。それを見てゼウスは小さく息を吐いた。認めない理由はない。ないのだが、心配であることは変わらなかった。それでも、お互い好き同士なのだから、どうにかなるだろうとも思っていた。

「ならば、結婚を認めよう」

「父さん!!」

「ありがとうございます!」

「さっそく荷造りをしましょうか」

「今から?」

「ええ。スレイさんも手伝ってもらえるかしら」

「はい。分かりました」

 結婚を認めたゼウスに深々と頭を下げるスレイ。アレースはそれでも何かを言いたそうにしていたが、ゼウスは決して目を合わせようとはしなかった。

 これに関しては、本人同士が良ければ、スピカが幸せであれば良いということなのだろう。アレースは結婚相手がスレイである限り、反論することはやめないとゼウスも分かっているのだろう。だから、あえて目を合わせるようなことをしないのだ。

 テミスもここにいても言い合いがはじまると分かって荷造りをしようと言ったのだろう。別に早くスピカを追い出したいと考えていたわけではない。これ以上、結婚を認めてもらったのにアレースに反対されても可哀相だと考えたのだ。だから、荷造りをしてスレイとともに家となる屋敷へ行った方が良いと考えたのだ。ここにいる限り、アレースに言われ続けるのが目に見えているのだ。

 スレイも荷造りにと手伝わせるのも同じような理由である。言い合いに巻き込まないようにと考えたのだ。それに、せっかく幸せな気分の今を最悪なものにかえたくもない。

 そうして客間を出て行く3人。エリスは一度もスピカたちを見ずに、ずっと窓の外を見ていた。荷造りの手伝いをするわけでもなく、言い合いに参加するでもなかった。

 荷造りと言っても、スレイは見ているだけだった。いくら妻となった女性であっても、下着をまじまじと見るわけにもいかない。だから、スレイはバッグに詰められたものを馬車へ運ぶことくらいしかできなかった。スピカの部屋を見回し、スレイは女性らしい部屋だと思った。

 最後にスピカが鳥籠を持って城から出て馬車へと向かう。鳥籠には愛鳥であるポポがいる。彼を忘れてはいけない。ポポはスピカ自ら運びたいと言ったこともあり、彼女が馬車へと連れて行く。馬車に乗る前に振り返り、城を見上げてから玄関を見た。

 そこには家族全員と、メイドや執事が揃っていた。城の窓から見送りする者たちもいた。スピカからは分からなかったが、メイドや執事全員が見送りをしていた。

 馬車に乗り、窓から手を振るスピカにメイドたちは手を振り返した。執事たちは軽く頭を下げる。そして、馬車が玄関から見えなくなると、全員がゆっくりと城の中へと戻って行った。

 また近々会うことが出来るだろう。誰もがそう思っていた。まさか、もう生きて会うことが出来ないとは誰もが思うはずがなかったのだ。隣国であろうと、また会えると思うのが普通なのだから。











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