夜は嫌い






眠れば大嫌いな朝が来るから

眠れば今日の事を忘れてしまうから




でも朝日が昇る時も嫌い

あの明るさを見るといつも死にたくなるから

それなら一生夜でいい





あ、でもお昼はきて欲しいかも…

その時間はとても楽だから

朝でも夜でもない

その特別の時間は大好き







今日が終わって明日が来る瞬間が嫌い

まるで今日の事なんかくだらないと言われてるみたいで

まだまだ頑張って生きなければならないんだってなるから








夜は空が綺麗

朝とは違う、見えない星空と月

虫の鳴き声、風の音

全てが朝と昼とは違う…

この時だけは好き







でもね、やっぱり夜は嫌い

どれだけ星や月が綺麗でも

虫や風の音が聞こえても

あなたを『奪った』のは夜だから

これから一生夜を好きにはなれない

ならない。







私は夜が嫌い。

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