第11話「無人機」

「奏多、ガトリングを!」


「分かった!」


 遥の指示に奏多は従い、腹部ガトリング砲を展開させる。


 そして生き残った敵無人機に対し発射する。


「キタイタイハ……データヲソウシンシジバクスル」


 無人機はそういって空間に微小な穴を開けたかと思うと、


そのまま爆発するのだった。


「何で爆発したんだ?主機関はやってないはずだが」


 遥は奏多の問いに答える。


「自爆装置が積んであったみたいだね。無人機だから脱出を考慮しなくていいし」


「なるほど。とりあえず帰るぞ」

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