第3話足を触る手

母と友達親子を乗せて、樹海のそばを走っていたときの事です。

私が運転し、助手席に母、後ろの座席に友達の母、友達、私の後ろには友達の息子が乗っていました。

私は小学生の息子さんを怖がらせようと、樹海にまつわる怖い話を色々聞かせていました。

そのときです。

誰かが私のふくらはぎに触るのです。

私は息子さんがいたずらして触っているのかな?と思っていました。

帰宅して、友達親子をおろした時に聞こうかと思いましたが、別に聞かなくてもいいかと思って、不思議に思いながらもそのままにしてしまいました。

そして翌日、明るくなってから改めて後ろの座席から運転席の下をみて、腕を入れるすきまなんてないことに気付きました。

ましてやアクセルを踏んでいるんだから、子供の手が届く訳がありません。

そこではじめてぞっとしました。

いたずらに樹海のそばでそんな話をしてはいけないと改めて思いました。

心霊番組だとブレーキが効かなくなったりするので、足を触られただけで良かったです。

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樹海に注意 最凶エリザベス @yasagureani

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