第2部 エピローグ
祭りのあとに…
「まったく、私がビンゴゲームでコレを当てている間にリーシャ君という強力なライバルをまた作るなんてヒドイじゃないか! 」
そう言いながら縁は椅子につけたマッサージシートで身体を癒している。
「あぁっ、そこ! あぁ~っ! 気持ちいい!」
そういって足をバタつかせている。
「本当だよ! おにぃは誰にでも優しくするからいけないんだよ! おにぃが優しくして良いのは私だけだよ! 」
それは胸を張って言うことなのか?
あのあとなんやかんやあったあと俺達はそれぞれの自宅に帰ることになったのだが…。
家に着いた途端、正座をさせられ事情聴取が行われた。(俺に弁明の余地無しの魔女裁判です)
「いや、だからあの状況だったら仕方ないでしょ? 」
正座をさせられながら反論をするが2人はまったく聞く耳を持ってくれない。
「「判決をくだします! おにぃを有罰とします! 実刑は土曜日は私と日曜日は橘先輩(私だな♪ )とデートしてもらうからね(からな)! 」」
おぅっ…、なんてこった…。俺の休日は無くなってしまった…。
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