第2部

プロローグ

 みんなでショッピング

 振り替え休日…。1日ゴロゴロしようと思ったんだけど凛ちゃんのお願いでみんなでショッピングに行くことになって駅前に集合することになった。

「くそぉ~、おにぃと2人っきりでデートがしたかったのにぃ~」

 そういって悔しそうに俺と腕を抱いてくる。


「あのさ美鈴、さすがに駅前で人も多いから腕に抱きつかないでくれるかな? さすがに恥ずかしいしお前ときちんと向き合ってから妙に意識しちゃって恥ずかしいからさ…」

 そういうと美鈴はニヤケ顔で

「おにぃ大丈夫だよ♪ だって私は義妹だから結婚だって出来るんだよ♪ こんなに可愛い女の子がおにぃのこと好きなんだよ? 」

 そういって更に胸を押しつけてくる。


「はい退けぇ~、この色情魔! もっと健全な付き合い方をしないか! 朱音大丈夫だったかい? 」

 そういって縁が美鈴を押し退け俺と美鈴のあいだに入ってきた。

「あっ、ありがとう縁。助かった」

 縁にお礼を言うと縁は笑っていた。


「あっ、居た! お~い朱音先輩! 」

 声の方向を見るとそこにはリーシャ、忍、凛ちゃんの3人が集まっていた。どうやらみんな今来たみたいだ。

「よし、みんな集まったね! それじゃあ電車に乗って木更津のアウトレットパークまで行きますか! 」

 そして俺達は片道1時間電車に揺られて木更津のアウトレットに向かうことにした。



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