第3話 弥生咲夜

やって…しまった…

僕は…人殺しだ…

最愛の人を…殺してしまった……

いや、元はと言えば彼女が悪いのだ

僕の事を裏切って他の男と付き合うから…

僕はただ…まだ好きでいて欲しかっただけ…

なんで…なんでこうなったんだ…

あぁ、もっといい方法は無かったのだろうか…

何も殺すことは無かったんじゃないか…

これから逃げるのか…嫌だな…そんな毎日…

?「なら…未来を変えてみるかい?」

咲夜「誰だ?僕の部屋に入ってきたのは」

?「もうそんなことどうでもいいだろ?どうせこれから逃げ続けるんだ、関係ないさ」

咲夜「はぁ…それで、未来を変えるとか言ってたな、どういう事だ?」

?「そのままさ、逃げ続けるという未来を変えるんだ、いつまでも自由に裕福に暮らせる様にね」

咲夜「……やり方を教えてくれ」

?「これをもって上に掲げてればいいよ」

何者か分からないそいつは僕には鉄の棒を持たせた

数分後…突如雷が鳴り出した

このままでは死ぬ……!そう思った矢先、一つの雷が咲夜目掛けて飛んできた

一瞬で目の前が真っ白になり、気づいた時には…見知らぬ場所へ連れてこられていた

先程から胸が重い…なるほど、体の性別が変わったのか

まぁいい、それより早く始めよう…

僕の未来のために…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る