第2話 皐月乃亜

今日も電車内はカワイイ子でいーっぱい!

はぁ…こんな電車に毎日乗れて幸せだなぁ

あ、ダメだダメだ

そんなことより勉強しなきゃ

明後日からテスト…憂鬱だ…

テストなんか無ければいいのに…

?「なら…この現実から抜け出してみないかい?」

ん?誰だ?

この子が言ったのか?

かわいい…今まで見た中で誰よりもかわいい…

?「お前の言うカワイイ子とやらと毎日遊べてその上てすととかいうものもない世界…そんな場所へ行きたくないか?」

乃亜「もちろん!連れてってくれるのかい?」

?「あぁ、数分後に…な」

そう言うとその子は元の場所に居直った

数分後か…待ち遠しいな…

何も無いまま電車を降り、駅を出る

乃亜「なんだ…結局何も無かったな……」

そういった矢先、突如バスが真正面から突っ込んできた

あ…ここで僕は死ぬのか…

意識を失い、そして目を覚ました

乃亜「……ん?なんだろう…ここ…」

起き上がると何か違和感を感じた

無いはずのものがある

あるはずのものがない

おあつらえ向きに置いてある手鏡を見ると

予想通り自分の性別が変わっていた

乃亜「しかも…」

なんと、見渡す限り女の子ばかり

乃亜「なんてExcellent…」

乃亜の表情が一変する

乃亜は、このゲームの中で何をしでかすのだろうか…

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