第11話:抱くような……
新美浦駅へ着くとすぐに電車が到着した。
中はラッシュアワーなのか、物凄く混雑していた。
ボクとジュリアは揉みくちゃになりながら電車の中へ入っていった。
車内に入った瞬間、冷房が効きすぎているのか、ヒヤッとしたが、すぐに慣れた。
ボクは乗客に押され、ジュリアを抱くような格好になってしまった。
顔は今にも、くっつきそうなくらい接近していた。
唇を尖らせればキスが出来そうだ。
「うゥ…😳💦💦💦」
見つめあう二人の間に気まずい空気が流れた。
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