第4話:頭をポンポン

 それに比べれば、ボクの方が遥かに上だと思うのだが……


 《よ~し、こうなったら…😒💦💦》

 ボクはダンスの終了間際、得意のロンダートからバク宙をやってみせた。


 『オォ~❗❗❗❗』と周りから歓声が響いた。キレイに着地も決まった。


《ハハ…😆🎶✨ どんなモンだ。》

 ボクの唯一の得意技だ。


「シンジ~!!」

 いきなり怒鳴り声が聴こえた。ジュリアの声だ。


「も~、危ないからバク宙は、やっちゃ、ダメって言ってンでしょォ~…😡⚡⚡💢💢💨」

 頭をポンポンと軽く叩かれた。






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