ユウキとミカ。自分の近くにでも普通に転がっている物語であり、強く心を打つ物語です。どれも心を惹きつけて止みません。私自身が、1人の娘の父だからでしょうか。娘に対する感情。そして、自分が学生だった時の日々。楽しい事が全くない訳ではない毎日でも、きっと誰もが疲れて休みたくなる時があるはずです。そんな時に、この作品に触れて頂ければ。ほんの少しかもしれませんが、少しだけ清々しい気持ちで過ごせる様な気がします。
「神様」と名乗る少女と「下僕」となる俺(高校生男子)の出会い。この女の子は本当に神様なのか?いや、違うだろう。なんて思っても、こんな神様がいてもいいなと思えちゃいそうな存在感。そして二人の運命は、柔らかく動き出す。転がるボールがその始まり。