第15.5話 結局何だかんだで楽しんでる奴
夏休み明けだからかまだ、クラスにはそわそわした空気が流れている
窓の外を眺めれはいかにも夏、とゆうようなとゆうような素晴らしい天気だ
初日は授業などないのもあるだろう
(え~あらかた準備が終わったところで、みんな楽しみ文化祭の
説明に移りたいと思います)
きたよ、きちゃったよ。
クラスが急にざわざわしてくる、まあ文化祭は学生にとって結構大きなイベントだからな
大体の奴は
めんどくせーだの 俺あんまり人集まるの嫌なんだけどね、
とか言ってるやつに限って楽しんでるだろ!
知ってんだよ!そのくらい!
そしてだいたい準備中にいいふいんきになって、大体くっつくんだろ!
などと暴論を心の中で言って、主人公ぶってる矢先にこれだ
(今回の文化祭にはゲストとして、アイドルの春風 冬香さんを
お呼びそる予定です)
おおお!!!!!! まじかかああああ!ひゃっはああああああ!
クラスの野郎どもから野太い声が上がる
さっそく、主人公補正イベント発動!
などと喜んでいる場合ではない
これは本当にどう、リアクションをとればいいんだ
『おいおい!面白いことになってきたな!』
後ろの席にいる拓也がニヤニヤしながら話しかけてくる
「面白くないよ」
『そうか? 見てる分には最高に面白いけどな!』
「うわ~こいつ最低」
そんな会話をしている間に話は終わったらしく各自帰る準備なり、
部活の準備などをし始めたようだ
『このあと暇か?』
「まあ、とくにすることもないが...」
とそこに先生がやや足早に教室に戻ってくる
(木葉君にお客様ですよ、てゆうか....いえ聞きたいことはたくさんありますが
お客様がおよびです すぐにきてください!)
珍しく先生が慌てている、なんか俺やらかしたか?
「あっはい 分かりました」
『じゃあ、また今度に誘うわ』
「悪い またな」
俺はまだざわざわしている教室から一人静かに職員室へと向かった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます