第10話 みんな
え、まさか.....
でもまあ、どうせ木葉の事だから
いやでもまて! この前いい感じだったし!
そんなこと思いながら真希は彼のもとへと足を急ぐ
さっきまでホテルで優雅にくつろいでいたのだが、昔からの友達.....とゆうか片思い.....とゆうか好きな人
からまあ、まあ、お電話が来たわかけでそしてその子のうちの前にいる
訳だが
『ああ!もう!どうせあいつのことだからそんな訳ないじゃん!』
そうなのかもしれないがどうしても残る可能性が捨てきれない
もうあのバカ!
ものすごく考え込んだ末ついにチャイムを押す
ピンポーン
「はーい」
ものすごく胸が高鳴る
ドアが開く
そこから中の様子が見える
あ、そうゆうことね うんわかってたわよ最初から
「おう、入れ入れ!」
そんな彼は私の落胆など全くきずいてないようだ
『はあ、お邪魔します』
落胆はしたが、そこには懐かしい顔ぶれが並んでいた
本当に懐かしい
「揃ったところで みんな久しぶりー!」
「久しぶり!」 『久しぶり』 [お久しぶりです!]
この懐かしい三人揃ったのは、いつぶりだろうか
とゆうか、その気になれば三人集まれることに驚きだ
「さて何をしますか!」
「んートランプとかどうですか」
『定番過ぎない?』
「じゃあ人生ゲーム!」
「どっからでてきた!?」
「さんせーい!」
「え!?」
まあ、人生ゲームを始めたものの
誰一人結婚せず、ただただ駒を進めた
そしていつの間にみんなゴール
「なんか....むなしくなったな」
「別のゲームやんぞおお!」
『おおー!』
『疲れた~』
「確かに疲れたな」
様々なゲームをしてからこれ3時間になる
皆で部屋の寝そべる
「久しぶりだな皆で遊ぶの」
「そうだねー」
時間が戻ったみたいだったあの頃みたいに
「温泉でもいくかー」
『明日仕事あるんだけどー』
「温泉で解散で良いだろ」
「賛成でーす」
「じゃあ、真希だけ仲間外れだね!」
『分かったわ! いけば良いんでしょ! 行けば!』
「よし、じゃあいくぞ」
風呂上がったあと色っぽいところを記念写真とかいって皆ぶん撮っておこう
そんな静かな野望を考えながら銭湯へと向かった
「ふーいい湯だ」
普段は入らないがたまに来てみるととても気持ちがいい
時間帯からだろうか入っているのは俺一人である
「そっちはどうだい?」
女子風呂から声が飛んでくる
「人がいなくてとてもくつろいでるぞ」
「こっちも!あがるとき声かてね〜!」
「わかった」
露天風呂にゆったり浸かっているとまあなんとも楽しそうな会話が聞こえてくる
人の事をとやかく言える立場ではないが上手く大学生やってるんだろうか
まあ、夏休みもあと少しだ、今のうちに楽しんでおこう
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