第8話 夏休みの定番の夏祭り
今日は特に交通量が多い
普段特に少ないわけではないが今日は特に多い
夏休みも終わりが近くなり徐々にうるさいセミも静かになり始める
夜風が心地よい
今日は花火大会があるようだ
人混みが昔から人混みが苦手だった俺はあまり祭りなどはいかなかった
今日も祭りなどさらさら行く気などなく家でオンラインゲームをやっていた
ピンポーン
インターホンが鳴った
誰だろうかこんな時間にわざわざ
いやまあ、だがしかしなんとなく予想がついていた
最近の事を順番から行くと.....
「はーい」
ドアを開ける
「久しぶり! このは!」
「久しぶりだな ひな」
事梨 日菜 ことなし ひな
歳は一個上だ
歳はうえだが性格が元気ではしゃぐタイプなので
あまり年上とゆう感じはしない
どちらかと言えば妹レベルだ
「祭にり行くぞー!」
「めんどいのでパスだ」
「そんなこと言うなよ つれないなー」
とか言ったかと思うといきなり腕に抱きついてくる
「ふひゃ!?」
いきなり抱きつかれてしまい変な声をだしてしまう
理由はそれだけではない
今更ながら意識して見てみると
やはりいくら子供っぽいとはいえやはり体は大人だ
髪はショートで帽子を被り
子供っぽい顔でありながらも大人っぽくも見える
足は細くすらりとしている、ウエストも申し分ない
体型は小柄な方だと思う
「ねえ~ いこうよ~」
思いっきり体を揺さぶられる
「わかった! わかったから!
ななしてくれ!」
ようやく体が自由になる
「じゃあ決まりね!」
「ああ、決まりだ、だからおとなしくしていてくれ」
財布とケータイを持ち鍵をかけて外に出る
「じゃあいっくよー!」
「おお~」
二人で歩き出した
「すごい人だな」
やはりすごい人の量だ
今すぐ家に帰りたい、そんな俺をよそに
「これでこそ祭りだね!」
などと語っている
「とりあえず屋台見て回ろう!」
「仕方ないな」
だるい体を動かして屋台を見てまわる
途中で、金魚すくいをやったり、綿あめを食べたり、
射的をしたり、かたぬきをしたり.....
ついつい、テンションが上がってしまう自分がいるのが分かる。
「お!そろそろ花火の時間だね!」
いつの間にかそんな時間になっていたようだ
「じゃあ見に行くか」
「どうしたの!?自分から行動するなんて珍しいね?」
「そうか?」
「まあいいや、さっそくいこー!」
花火がみえる場所をに向かって歩き出す
住んでいる場所から近いので多少土地勘が働く
人混みを抜けおそらく穴場であろう山の方に向かう
「いや~懐かしいね花火を見るのは」
「そうなのか?」
「まあね 仕事で毎日バタバタだよ」
その顔に滅多に見ない疲れが見える
「そっか」
僕たちは目的地に向けて歩く
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