第402話 ◆ジャングル風呂

◆ジャングル風呂


ねえ、そういえばジャングル風呂の奥にアスレチックがあったけど、やってみたい人いる?


わー やりたい、やりたい。


ヴォルルさんのサバイバルゲームみたいに、恐怖感が無い楽しいやつだからいいっしょ!


サバイバルってなんだにゃ?


あーー ミミさんはお姉さんから聞いてないのかー。  キャロンさんは、確か3位だったんだよね。


にゃ?


命懸けのアスレチックを昔やったことがあってね・・・


セレネ、思い出しちゃうから や・め・て!


そうそう、アリシアはペケだったんだよね。


きぃーー 悔しいーーー  今度は絶対に優勝する!  優勝して見返してやるからね!


ふへへっ  面白くなってきやがったですよ!  もし優勝できなかったらどうするのさ?


どうもしないわ。 いつもセレネの思い通りにはならないんだからね!


ちっ  知恵がついてきたじゃないの。


・・・



ジャングル風呂に入る前に、アスレチックも利用するかで料金が違うことが分かった。


もちろん、みんなやる気満々なので料金を支払う。  このシステムを考えた経営者はなかなかのやり手だ。


で、全裸でアスレチックをすると流石にエロ過ぎるので、水着の着用をお薦めしますと貼り紙がしてある。


なるほどそうだねと感心して、水着をレンタルすることにしたのだけど、高額レンタル料金に驚く。


う~ん お金儲けの方法がなんとなく分かってきた気がするよ。



レンタル水着の中には黄色いビキニもあったけど、これはヤバイのであたしは真赤なビキニを選んだ。



みんなが水着を選んでいると


セレネさん、僕だけ置いて行くなんて酷いじゃないですか!


とコリン君が珍しくプンスカ怒って来た。



きゃー コリン君。 どうでもいいから、そんなもの見せないでよ!


あっ!  うわーー  すみませーん。


コリン君は慌ててパレオ付きの水着を着用する。



そういえば、コリン君は混浴の露天風呂にいなかったの?


僕はルイさんと一緒に男用の露天風呂に入ってましたよ。


まあ、さっきの見れば男湯でも誤解はされそうにないものね~


ななな・・何を言ってるんですか!  セレネさんイヤラシイですよ!


えーー キャロンさんにだって見せつけてたくせにーー。


ぎゃー  どうしてせっかく忘れたことまで思い出させるんですか!


だって、面白いんだもの。




猫耳ティアはヒョウ柄のビキニを着て、まるでアニメのキャラのようでかわいい。


ルイも合流したので、早速くっついて何か話をしている。



ニーナは、タンキニのカワイイのを選んだ。  ヴォルルさんは・・・ エロ過ぎ・・ マジ全裸よりエロいし!


アリシアはスク水を卒業して、花柄のタンキニである。  これはこれでぎゅっとしたくなるほどカワイイ。


今回サリエルは、けいちゃんと留守番だがサリエルも脱ぐと凄いし、色白なのでどんな水着でも似合うだろう。



みんな水着に着替え終わったので、ジャングル風呂のわき道を通ってアスレチックに向かう。


なお、あたしたちが更衣室から水着姿で出て来たのを見て、あたし達の裸姿が見れるとウキウキして後をついて来ていた若者たちが、ガックリと肩を落としたのをあたし達は知らない。




期待させて、結局コリン君の○ンコの話しかいと突っ込んで頂ければ幸いでございます。

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