第19話 校正は続く……

加筆指示や改稿指示もしばしばあるので、ここで矛盾が出ないようにするためにも地味に第18話で語った年表づくりは欠かせないのです。

ざっくりエピソードが消えることもあるので、その件についてをどうオミットしていくかも考えていかねばなりません。

さらっと回想ちっくに流してしまうか、もともとなかったことにするか……よく考えておく必要があります。

その上で、校正紙とともに元原稿も活躍します。

そう、検索機能を使って変更ミスを潰すんですよ……結構大変ですが、こういう時は電子データは便利だなあと思います。


あと、ティーンズラブ系のお話は冒頭に濡れ場がある方がより手に取ってもらいやすいらしく、シーンが前後することも。

(個人的には時系列順の方が好きなんですけどね……恋愛ものならなおさら)


もちろん、校正紙の前にチェックしてもらって加筆改稿を終えてから、紙に出力するパターンもありますので、進行に余裕があるか否か、担当さんの方針はどうか――あたりがこの辺の作業内容に影響しますね……。


時間がないときは指摘点のチェックだけで送り返しますが、まあ、こわいですよね……ハハハハハ……。


まあ、今のところ致命的なミスを抱えたまま商業で出た自創作はなさそうなので、このスタイルで続けていくつもりです。


他、第1稿で気をつけていることってあったかなあ……?

思い出したら次話で語ります。

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