第18話 校正にて。

長編の校正作業は正直しんどい自分です。


まず最初に全体の書き込みをざっくりとチェックします。

で、このときに時系列の指摘があるかどうか確認しています。

もしもあれば、読み返しながら、年表みたいに作中で起きた事件の前後関係がわかりやすい表にまとめます。

執筆中にやれよ、と言われそうですが、執筆中はそういう部分は感覚で済ませてしまう自分なのだった(そんなに矛盾出したことないし)。


あとは、全体の書き込みで加筆指示がある場所には付箋をつけて、期日までのスケジュールを切る参考にします。

作業のボリュームがここで決まりますからね……。


そういうざっくりとした作業が終わったら、次は整合チェック(内容に矛盾がないか)を確認しつつ、指摘の箇所にチェックを入れます。

時間があるなら、ここで細かい表記揺れや誤字脱字の再確認もしますが、締め切りが近い場合はホントざっくりです。

指摘箇所が間違っていることもあるので、理由や参考文献を示してお返しします。

このあとには第2稿もありますので、それで結論が出てくる感じですかね。

作品によっては結構バトルになります。

最終的には作者の意見を通すのですけどね。


チェックしていくと[ここはマイルドに〜]の指示がしばしば出てくる我が原稿です。

レーベルカラーに合わせて描写を調整しましょう。

修正についてはもう慣れましたさ……。



……続く?

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