校正について

校正紙が届いたら

第17話 校正紙が到着したら

はい、時間が経ちましたが、校正紙の登場です。


第1校と書かれた紙が到着します。

レーベルの方針や担当さんのやり方によってはPDFで送られてくることもあります。

私はほとんど紙です。

宅配便で送られて来ます。


この第1校にて、ざっくりとページ数が判明したり、挿絵の位置がわかったりわからなかったり。

この辺はほかの方の作業状況にもよるし、提出した初稿の精度によっても左右されるので、一概には言えない部分ではありますが、そういう確認も行います。


で。

担当さんや校正さんの書き込みが沢山ある紙の束に早速目を通していくわけですね。

チェックしてほしい項目についてはあれこれ書き込まれていますので、こちらからも修正を書き加えていきます。

このとき、フリクションボールペンを使うと、修正液まみれ修正テープまみれにならずに済みますので超便利……のはずですが、真夏の校正で使うのはあまりオススメできません。

車内に放置するだけで、書き込んだ文字が全部消えますからね……怖いよ。


訂正したり、ママイキと書いて表現を戻したりと、自分が思うように全部見ていきます。

まあ、正直しんどい作業です。


内容についての補足や修正を求められることもありますので、長文は別紙に打ち出して返送の際に同封するだけでなく、メールで該当箇所を抜き出して送ったりしています。

誤字脱字等の書き出しミスを防ぐためにも結構大事だと個人的には思っているのですが、ほかの方はどうしているんだろうなあ。


細かい話は次話にまとめようと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る