第26話 心の傷

とにかく僕は生きると決めた。

神「ふざけんな。死ねよ」

悪魔「度しがたいですね」

課題はどういう風に社会に復帰するかだ。

ふと昔の仕事での失敗を思いまだす。

「嫌だ」

僕は無意識にコトバを発していた。

昔の仕事はトラウマだ。

ふとした事で思い出して自分に対しての怒りを思い出される。

悪魔「でも元の仕事をしたいんでしょう?」

神「成功体験なんてないのにあの興奮をわすれないだろ。オマエが求めているのは現場だ」

違う。僕はもう仕事を辞めたんだ。

いつまで引張らないといけないんだ。

僕はもう昔の仕事はしたくない。

本当に嫌なんだ。

社会に復帰する前にこのトラウマを乗り越えないとだめだな。

10年も昔の事なのに思い出す。

だけど社会復帰に対して負けたりはしない。

だって僕はいきたいのだから。

神「オマエが求めているのは現場だ。忘れるな!」

                              続く

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