第25話 命の価値

朝食のバナナを食べながら僕はこんな事を考えていた。

全ての命は相対的だからとても美しくて尊くて素晴らしいのだと。

生きる事は生き物として当たり前の権利だ。

それに自分の価値は自分で決める事ができる。

だけど大きな視点からみれば、命の価値は相対的だ。

多くの人に評価される人と僕を比べると命の価値は全く違うだろう。

だけど相対的だからこそ、お互いに尊重するべきだし奪う事はできない。

もちろん、犯罪を起こして死刑になる様な人は別だけど。

神「お前の事だろ。何をきれいに自己弁護していんだ?おら、早く死ねよ。死ねっていっているのか分からないのか?このクズ野郎!」

悪魔「度し難い馬鹿ですね」

そう幻聴を聞きながら思う。

自分の命の価値は自分で決める事ができる。だけど全ての命の評価は相対的なんだ。だからこそ命は平等だし守られないといけないだと思う。

だから強く生きよう。僕自身の為に。そして僕を支えてくれている人の為に。

僕の為に悲しませる事をしたくない。

だから僕は生きる。

さぁ新し一日を始めよう。

                                   続く

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