第21話 あいくるしい
食事を取り終わり、僕はスマホとにらめっこをしている。
ニコニコ動画で見た動画にあいくるしいと言う歌があったかな?
愛苦しい。
僕は彼女を愛せているのだろうか?
愛狂しい。
愛では無くて束縛ではないのか?
幻聴「良く分かっているじゃないか?お前は狂人のストーカーだぞ。ゴミ自殺しろ」
ラインは便利なツールだけど、時間を客観的じゃなくて主観的に時間を捉える。
ラインが20分たって既読にならなかったり連絡を取れないと言うのはさみしい。
20分の一度のラインは狂っているんじゃないのか?
そう僕は狂っている。
幻聴「良く分かっているじゃないか?狂っている人間が生きて良い訳ないだろ?何の役にも立たないごみクズが!」
僕は右手を握りしめる。
情けない話言い返せない。
このまま時間だけが過ぎていくのだろうか?
一分、一秒が惜しい。
スマホを目をやる。
ラインが欲しい
既読はつかない。
もう僕の心は狂い壊れた。
アイクルシイ。
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