第9話 葛藤
僕は生きると決めたんだ。
だから負けたくない。
幻聴「働いていない、無能、自分の力で生きていく事もできないクズが一人前の事を言うな!早く自殺しろ」
嫌だ。僕は生きる。確かに僕は生きていてはいけないのかもしれない。
でも誰かが必要としている限り生きていきたい。
幻聴「早く死ねよ」
「だったら殺せよ」
幻聴「精神的に殺すに決まっているだろう。お前を責め殺す」
「何もできないだな」
幻聴「良く言った。それはお前の事だ」
「役立たずかもしれない。だけど生きる!」
幻聴「何の役にも立てないのに生きてい行きたいんだな。許されない罪だな」
幻聴と会話してい履けない。分かっている事だ。だけど俺はは幻聴と会話する事が癖になっていた。
確かに病気になって働けない。だけど病気でも働いている人はいる。僕はやはり罪人かもしれない。罪人には罰を与えられなければいけない。この状態が罰だと思う。苦しい状態だ。
幻聴「だったら罪を清算するためにも死ねば良いんだよ」
罪人には罪の清算をしないといけない。
だけぼ僕は罪を背負ってでも生きる。
僕を必要としてくれる人達のために。
幻聴には負けない。
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