戦慄のイヤイヤ期その2

 今日は2歳児のイヤイヤ期話その2〜僕のイメージと違う!編〜をお送りします。


 以前、あらゆるルーティンに抵抗し寝言でさえヤダヤダを連発する2歳児の生態に迫りました。


 だがしかし、2歳児の恐ろしさはそこにとどまりません。


 2歳児のイヤイヤで非常に厄介なパターンとして

「僕のイメージと違うことをするな」

を本日はご紹介します。



 深夜目を覚ましたあむごろーが「お茶々が飲みたい」と言い出したので、母氏はキッチンで麦茶を用意。


(またもう1回起きて飲みたいと言い出すかもしれないな。水筒を枕元に置いとくか)


 しかし、その水筒を息子氏に差し出すと。


「コップで飲みたかったーーーー!」


「えぇ!? 中身はお茶だよ!」


「水筒じゃないーーーー!」


 あむごろー、癇癪玉と化す。


 こうなったら手がつけられない。


大暴れして、水筒を壁に投げつけてーー幸いフタはしまっていたーーなぜか再度用意されたコップも拒否して、深夜に散々騒いだ挙句にある時ふと我に返って結局コップでお茶を飲んでご就寝。


 なんでもいいじゃん、同じお茶じゃん、しかも結局飲むんかーーい!


 またある時は、

「一番にエレベーターに乗りたかったーー!!!」


 またある時は紙パックのジュースを前にして、

「ストロー自分でさしたかったーーーー!!!」


 食べやすく切られたハンバーグを差し出され、

「小ちゃくしないでーーーー!!!」


 でもその横のミニトマトに関しては

「小ちゃくしてよーーーー!!!」


 いや、そんな細かいイメージ、共有できませんからーーーーー!!!!



 地雷がどこに潜んでいるか、極めて予想困難な2歳児。


 母氏は今日もその攻撃に耐えながら、彼の成長を切に願うのであった。










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