妊娠と出産
出産の話をするぞー!
今回はちょっと出産の話でも。
このエッセイは私の育児記録でもあるので、たまに昔のことにも遡ります。忘れないうちに書いておきたいから。
安産でした。
妊娠期も周囲がヒクほど元気で、36週過ぎてからは「安静にしなくていい」とお医者さんからお墨付きをもらうほど。そして迎えた出産もスムーズ。
でもね、痛いものは痛い。
というか「痛い」とかいうレベルではなかったーー
2014年の大晦日。
明け方、なぜか目が覚めた。
「なんだろう?」
と思った記憶がある。
直感的に、不自然な目覚めだ、と感じたのだ。
そして下腹部に違和感。
(あっ!)
下着がドバーーーーっと濡れる感触。
この事態に、私は心の中で叫んだ。
(オネショしちゃった!!!!)
かなり焦った。
(やべーーー、この年でオネショとか!)
今思えば、それは「破水」というやつで、赤ちゃん誕生の兆候なのだが、この時まだ予定日2週間前。
初産は進みづらいと聞いていたので、「破水」とやらは想定していなかった。
とりあえずトイレに行きながら考えた。
このオネショ、『ネタにすべきか、隠すべきか』それが問題だ。
アホか。
とりあえず着替えて、ふと思い至ってスマホを手に取る。
『妊婦 オネショ』検索。
(妊婦ってオネショしやすいのかなー? まさか私だけ? やばくね?)
だから、アホか。
そしてそうこうしているうちに2回目の破水。
それと同時にスマホの画面を見て、私、やっと悟る。
そこには『破水』という文字が浮かび上がるように表示されていたのだった。
(これだーーーーーーーー!!)
こうして、私は隣の布団の旦那をゆすり起こし、いざ病院へと向かったのだった。
次回へ続く。
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