戦慄のイヤイヤ期



 あむごろー氏、現在2歳半。

 全身全霊かけてのイヤイヤ期である。


 帰宅してまず手は洗いたくないし、オムツも替えたくないし、ママが自分を置いて夕飯を作りに行くなんて絶対許せないし、夕飯は納豆ご飯とお肉だけ食べて汁物とサラダは残したいし、薬は飲みたくない、お茶も飲みたくない、お風呂入りたくない、パジャマ着たくない、歯ブラシしたくない、まだ寝たくない、、、云々。


 そして母氏はある日戦慄した。


 深夜突然、寝室から聞こえてくる絶叫。


「それやだー、やだやだ!!」


 えぇ!? 寝言!?

ちょっとこの人、夢にまで文句言ってるんですけど!?



 うーん、話に聞いてはいたが、イヤイヤ期とはかくも凄まじいものか……!


 とはいえ、イヤイヤ期は子育てが順調に進んでる証、とも聞いている。

 こんなにイヤイヤ言えるのは、保護者への信頼の証だと。


 まぁ、確かにこんなにギャーギャー喚いても、母氏は君を見捨てない。(キレることは度々ある)


 あむごろーはそれを分かっているんだよね。


 そんな風に思えば、イヤイヤ期も楽しいーー


 なーんてことはぶっちゃけ全然なく、今はとにかくこの災害が過ぎ去ることをただ待ち望む母氏なのでした。






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