25話 『リスタート支援』

【シザ国西部市内 バルド区役所】

 手に国民登録書を含めた書類を大事に持ち歩きながら、名が無かった解放奴隷達はビンセント達とバルカスに付いて境界を渡って行った。


 ここはバルド区役所。

バルカスがここを選んでビンセントに頼んだのもそれなりに訳がある。


 第一に、バルド区は今まで人無き空き地区なので、大量の解放奴隷達を連れて歩いても問題が無いからだ。

 第二に、バルド区は空き地が占める地区にもかかわらず、こういう時の為にバルカスが役所と職員を整えていたので機能がしっかりとしているからだ。

 たとえ今の様な大人数で押し寄せても対応可能となっている。

 第三に、ハコとシュルツとの合流地点だからだ。


「着いたぞ。ここが役所だ。――ビンセントありがとう」

 ビンセントから変わってバルカスが先頭に戻り、皆を導いてく。

解放奴隷達は目を建物内部に対して一周ぐるりと見回すと、特に口から何を発するでもなく黙って付いて行った。


 役所内には職人以外がおらず、利用者と呼べる者はバルカスの団体客しかいない。

 バルカスは役所のカンターの数と同じ、七の列に解放奴隷達を分けるとそれぞれ列に並ばせた。


「よし、皆協力感謝する。今からもう一つ手続きをして皆の名前を正式な物とする。この手続きが終われば、自分の名を正々堂々と公の場でも名乗れることになる。――手続きは役所の職員と呼ばれる、先頭の者は相対しているが、その者が先導してくれるので不安がらなくていい。だますような事も無ければ、皆が警戒する必要も無い。手続きを終えた者は私の今いる所に固まって整列集合してほしい。最後に、どうしても何か不安なことがあれば、――こう、今の私の様に手を挙げてほしい。私達が出来るだけ早く駆けつける。……以上だ。では職員達、頼んだぞ」


 バルカスが説明を終えると、職員達はお辞儀をして解放奴隷達に手続きを進めさせた。


 念写のできる職員がそれぞれについて、国民登録書を元に解放奴隷達のステータスに登録記載をするのだ。

 途中でステータスの出し方が分からない者が出てきたのか、職員に教えを乞う者もいたが、しばらくすれば問題なく手続きは順調に進んでいった。


 どうしても何か不安なことがあれば手を挙げてほしい――。バルカスは助け船のつもりでこう言ったが、手続きを完了して後方に整列する者が大半を占めている今であっても手を挙げる者は一人もおらず、皆それなりに自分で考えて行動しているように見えた。

 それが一番望ましい。


 完全に物として買われていた奴隷の中には、自ら考えるという概念が破壊されている者もいる。

 幸いバルカス達が解放した解放奴隷達には、そこまで重度の障害を抱えた者はいないようだ。

 解放奴隷達はステータスに自分の名前が刻まれ、自分に名前が付いたことを喜んだ。

元の証明書となった国民登録書は、バルカスの指示で役所が回収している。

出来る限り重要書類の紛失は避けたいので、使用者的に用が無くなった重要書類は全て国が保管することになっている。


 時間はかなりかかったが、全ての者が手続きを終え、解放奴隷達はバルカス達の前に整列している。


「よし。以上で今日やる必要な手続きは全て完了だ。――これから、皆に割り当てられた住居、皆それぞれの家に案内する! 」


 自分の住居、自分の家、そう言われた解放奴隷達は皆バルカスの顔を覗き込もうとしながら、解放されてから今までの事が信じられない様に、元は微々たる不安であるが、確かな安堵と喜びを持って表に出ていた。


 バルカスが家に案内する時の説明をし終わった時、役所の入口にハコとシュルツが現れた。

「バルカス様。私とハコの導いた解放奴隷達の案内は終えました」

「助かる。シュルツ、ハコ。さぁ、もうひと頑張りだ」


 バルカスはシュルツのまだ多く鍵の余った鍵束から三分の二程分け取ると、住居の割り当ての書類も相当分受け取った。


「バルカス様、多すぎますよ。私達にお任せください」

「いやいいから、早いとこ次に行こう」


 ハコの心配をよそに、バルカスは鍵束を持つと解放奴隷達に付け加えて説明をした。


「皆を家に割り当てる際、また区分によってそれぞれ別れての別行動とする。今から名前を呼ぶので、呼ばれたらそれぞれ『バルカスとビンセント達』『ハコ』『シュルツ』の下で列になって並んでくれ。それでは――」


 バルカスは住居の割り当て書類を見て解放奴隷達の名を呼びかけると、名を貰ったばかりの解放奴隷達は流石に反応が早い。

 自分の名前を呼ばれて分からない者はおらず、むしろ自分の名前が呼ばれるのを今か今かと待ちわびている者が全てだ。

名を呼ばれれば手を挙げて即座に列に加わって行った。


 鍵束の数と比例して、バルカス達の列に大半は入って言った。

バルカスは二区間を担当し、ハコは残りのバルド区住居を担当、シュルツは少し東部よりの区の担当だ。


 バルカスは再度、それぞれ案内が終わった後の待ち合わせ場所として、二人に待機場所を指定した。


 ハコとシュルツは頷き、それを確認したバルカスはビンセントに地図を見せて場所を確認してもらい、境界を以てシュルツ達の列を移動させた。

 シュルツの担当区はここから徒歩で行くには遠い場所なので、ビンセントに境界を使ってもらい、送ってもらったのだ。

 その後はバルカス達の列が動き、同じく目的の区へと境界を超えて渡って行った。


【シッピア区】

 バルカス達の渡った先は『シッピア区』という所で、殆どが空き家だが、中には今ある家に住んでいる者がいるような区だ。

だから他の解放奴隷達と違って、完全なる復元的新地と呼べるような場所ではない。


 辺りは暗闇のはずであるが、ミルの魔法により明るい。

人がいる町ではあるが、バルカス達とすれ違う者は今のところ誰一人見ない。

 静かな街中を歩く中、バルカスは何度となく止まって、住居の地番名と割り当てられ物の名前を呼んだ。

 解放奴隷は説明通りにすぐさまバルカスの前へといき、鍵を受け取ると深くお辞儀をして家に入って行った。

 暫くそんな事を繰り返し、シッピア区だけでもバルカスの列の解放奴隷達は半数程家に入って行った。


 住居の書類をめくって確認しながら戦闘を歩くバルカスは、その書類を三回通して確認した後に止まった。


「よし、シッピア区は以上だ。ビンセント、すまんが、次はここに行ってくれないか」

 後ろを歩くビンセントに向かって地図上で場所を示すと、ビンセントは頷いて境界を開いた。

「ありがとう。――よし、次はタラヒン区だ。皆はそこの住人となる」


 ビンセントに礼を言った後に、バルカスは解放奴隷に対して目的地を伝えて導いた。

列はタラヒン区への境界を渡った。


【タラヒン区】

 タラヒン区はシッピア区と違い、瓦礫と化していない残っている建物全てが空き家だ。

人一人いない正真正銘のゴーストタウンであり、倒壊している建物もちらほら視界をよぎる。

 倒壊している建物は多くあるが、バルカス達が解放奴隷に対して割り当てた建物は、国が一定の周期で人やエルフの住める住居として、安全で住居としての機能があるかどうかを調査して認めた物である。


 だから、決して野ざらしであるような酷い建物には連れて行かない。

言ってしまえば解放奴隷達に割り当てた建物は、ラス城の壁が崩れて外から丸見えなダボの部屋よりはよっぽどいい部屋環境である。


 そんなゴーストタウンをバルカスは書類を持って練り歩く。


 最初に行進の止まった住居の地点から、更新は頻繁に止まるようになった。

ここは比較的に建物が多く残っている地域であるので、国が建物の保護をしているのだ。

その為に、人の住める住居は多く、シッピア区の時同様にスムーズに家を割り当てることが出来た。


「ここだ。――タラヒン区二番の九、『ニッカ・メイラン』。最後になったな。ゆっくり休んでくれ」


 ニッカ・メイランと呼ばれた女の解放奴隷は、バルカスに深く礼を言うと鍵を受けとった。

「バルカス様、ビンセント様、カミラ様、ミル様、本当にありがとうございました。このご恩は、私の生涯を以て還させていただきます」


 再度深く頭を下げるニッカに対して、バルカスは頭を上げさせた。

「ニッカ・メイラン。気持ちは嬉しく受けることにするよ。だが、あまり無理はしないようにな。賢く生きろ。――皆、行こう」


 バルカスは解放奴隷達全てに住居を分け与え終えると、最後に案内したニッカ・メイラン~離れていった。


 ビンセント達が視線を感じるに、ニッカは暫く戸口前に立ってバルカス達を見送っていたらしい。

暫くすると、身体強化を使ったカミラの耳に扉を開けて中に入る音が聴こえたそうだ。


「――これで、終わったのねバルカス」

「あぁ、三人共ありがとう。感謝するよ、本当に」

「いいって、お互い様だろう」

「みんな驚いてたね! 自分の家ってやっぱりうれしいんだね! 」

「そうだな。でも自分の家っていうより、あいつ等にとってはあそこが自分の居場所になりうるからな。これからがあいつらのスタートだ」

「ビンセント、そうだな。これからがあいつらのスタートだ」


 四人が歩いている部分は時の止まった様なゴーストタウンだ。

人の生きる場所は後ろに遠ざかっていく。

しかし、このゴーストタウンを生き返らせるのも解放奴隷達なのだ。

 自らの再生を望む者は、環境の再生を行う事によって望みが叶っていく。


 奴隷の時代、しのぎの時代、戦争の時代を経て、極限状態を通過した者が考える。

――人やエルフ、加えて魔物、更に男女といった別けられた名や肉体に違いは無く、全ては同じ肉体という物なのだ。

個々に違いがあるとすれば、それは己の意志だけだろう。

 生物に名前や肉体は必要だが、言ってしまえば飾りの様な物だ。


 ビンセントはつくづくそう思うのだが、彼自身その考えが状況によって容易く変化される。

 戦争時代には魔物を憎んだ。

同じ生命であるのに、大切な者を奪った魔物をその意味だけで差別して、恨んで殺し続けたのだ。

 今はどうだろう、バルカスから魔物の話を聞いた今では。

元は幸せな人やエルフ達が恨み連なって魔物になったという話をだ。

 その時ビンセントは魔物を真の意味で平等に見れただろうが、魔物が再び大切な者を襲う事があればビンセントは再び差別をするだろう。


 ――平等が存在できるはずがないこの世である。

ならばせめて、愛する者を持って安息を得、理解できる者を平等に扱い接するのだ。


 石の地を靴で打つ音が四人分響く。

暫く無言の時を過ごしたバルカスは地図を広げると、ビンセントに振り向いた。


「ビンセント。ハコとシュルツと合流する為にこの二か所に境界を開いてくれないか? 」

「――ん? あぁもちろんだよ」

 ビンセントは何か考え事をしていたのか、少し反応が遅れたが、ハコの待つバルド区に境界を開くとミルの魔法の為にハコの位置が正確に確認できた。

「お、これだったらいっぺんに行けそうだな」


 ビンセントは境界をハコの目の前に開きなおすと、今度はシュルツのいる場所を開いた。

やはりミルの魔法でシュルツの周囲だけ明るくなっているので、ハコの側と同じように境界を開きなおした。


「皆さんにバルカス様! 」

「バルカス姐と皆さん! 」

 境界が開いて姿を確認すると同時に、シュルツとハコは駆け寄って境界を自ら渡ってきた。


「ハコ、シュルツ。ありがとう助かったよ。お疲れ様」

 バルカスに礼を言われた戦友二人は照れくさそうに反応した。

その姿を見て、バルカスは一息漏らして微笑んだ。


「さぁ、ダボが待ってる。酒場に行こう! 」

 時刻は二十時五十分。――ダボに伝えた終了予定時刻を大きく越えていた。

「確か二十時には終わるって言ったもんな、急ごう」

 ビンセントは苦笑しながら境界をシザ国東部市内にある酒場『ペッシ』へと開いた。

皆はそれぞれダボ達に悪いと思いながらも、解放奴隷の仕事が終わった達成感に浸りながら境界を渡った。


【酒場ペッシ】

 この時間、酒場が最も盛り上がる頃合いだろう。

酒場の者達は程良く酒もまわり、二回目に注文した料理がテーブルに運ばれて盛り上がるのだ。


 バルカス達が酒場を訪れると、カウンターの店員はダボの言葉を受けて待っていたようだ。


「ようこそ、お待ちしておりました。ダボ様は二階のお席についております。私めがご案内いたします」

 渋い声を出す老紳士風の店員がお辞儀をすると、六人分の食器をのせたトレイを持って歩き始めた。


 バルカス達は店員の後を付いて行くが、店内どの席からも楽し気な会話が聴こえてくる。

階段を上がっている最中にもそうなのだから、この店の繁盛ぶりといったら凄いものだ。


 階段を上りきって二階に視線が移ると、遠くからでも分かるダボの大きな体が眼に見えた。


「目立つなあいつは」

 バルカスは苦笑紛れにそう言い放つと、ダボはこちらを二度見して六人の存在に気が付いた。

「よう! お疲れさん! 」

 でかい声は元からだが、酒混じりではないのがよく分かる。

どうやら六人が揃うまで大した物は注文していないらしい。


 四人掛けのテーブルを、店の配慮でくっ付けてもらったのだろう。

八人掛けと化したテーブル席には、ダボとケニーの二人が少しのつまみとグラスに四分の三程はいっている殆ど飲まれていない酒をテーブルに置いて待っていた。


 「なんだ、始めてなかったんだな。――待たせたな。悪い」

「いやいいよ! さぁ座ってくれ! 」

 ダボは皆に席を勧めるとそれぞれが腰を掛けた。

「ダボさんと食事だなんて、久しぶりです! 」

「はっはっは、たまにはいいもんだろうハコにシュルツ! 」


 ハコとシュルツはそれぞれダボに挨拶をすると、ダボは笑って店員を呼んだ。

ダボの怒涛の注文波を聴いていると、よほど腹が減っているんだという事が分かる。


 暫くダボの注文は続いたが、テーブルにのり切るかが心配な量を注文したのだ。

 それでも腹ペコの皆は、全てを容易く完食するのだろう。

何故そう言い切れるかというと、ダボの注文を聞いている皆は、別に驚く様子が無かったからだ。


 皆の分の酒が到着するまでは、ダボと久しぶりに会話をするハコとシュルツが世間話で盛り上がり、部下達がいないからか、ハコとシュルツが呼ぶバルカスの名も、『バルカス様』から常用の『バルカス姐』に変わっている。

 ハコとシュルツはビンセント達と初めて会った時に、バルカスに対して何かをした者として三人を警戒していた話をダボに聞かせたが、ダボは笑いながら肘で隣に座るバルカスを突いた。

するとバルカスは笑って、ダボの腹を肘で突き返した。


 悶絶とまではいかないが、ダボが苦しい表情を笑みでごまかしている途中に皆の酒が到着した。

 店員三人がかりで運ばれてきた酒は、それぞれ人数分のグラスと通常のビンが五本。

その他何リットル入るのか分からない様な、常用途が限りなく無いであろう特大デキャンタが二つ運ばれてきた。

 みんなの酒とは別に、ミルにはミル専用のミルクデキャンタ―がテーブルへ置かれた。


「よし来たぞ! それじゃあ、飯きてないからちょっと早いが、お祈りだ! ――地中海の恵みが、我らを飢えから守り、また飢える者には地中海の恵みを贈り給わん……」

 ダボは手を組み目を瞑ると、お決まりの食前の祈りを捧げた。

 今となってはこの祈りに慣れたビンセント達三人も、同じく手を組んで目を瞑って祈り言葉を聞いていた。


 祈りが終わるとダボはグラスを持った。

そしてそれぞれが手にグラスを持ったことを確認すると、乾杯の挨拶を言った。

「腹ペコのところ長くて悪いが、――皆お疲れ様! 皆の働きでシザに民が増え、シザはより豊かな国になる。そして、解放奴隷達は少なくとも救われた。国の半分に代わって礼を言う。ありがとう! ……長いな! 乾杯!! 」

 ダボの言い放った礼は六人にしっかりと受け止められた、しかし後半の乾杯の勢いに皆が失笑してグラスをテーブル中央に掲げ、声を合わせて叫んだ。


「――乾杯! 」


 乾杯が終わって皆はそれぞれの飲み物を口に含んで飲んだ。

重要な仕事が終わった後の、こういう楽しい会話の後にはまじめな話が入ってくるのは分かっている。

だが、皆がするまじめな話というと、聞いている分にはどうにも楽しい物である。

 宴会の途中に仕事の話をすると、仕事が宴会のテンションになってしまう様だ。


 飲み始めて十分としないうちに料理が次々と運ばれてきた。

今頃厨房は大戦争中だろう。

 料理は八人が行うリレーの様に回されてテーブルに並べられた。

引切り無しにやってくる店員の一波が落ち着くと、皆はそれぞれ料理を取って食い付いた。


 大量に運ばれてきた料理は、腹ペコの皆が宴会中に無言となって一心不乱に口に運んで食べるので、あっという間に無くなった。

 一息ついてそれぞれ飲み物を飲むと、会話が再開された。


「そう言えばバルカス」

 カミラがグラスを置いてバルカスに話しかけると、対面にいるバルカスは同じくグラスを置いて反応した。

「なんだ? 」


 カミラは少し考える風にして、隣にいるミルを挟んで通り見た後にビンセントに視線を移すと、再びバルカスに目を戻して尋ねた。

「双子のアーク兄妹についてなんだけど。住居の割り当てってどうなったの? 」

 カミラの質問に対して、バルカスは即座に答えた。

「双子は二人で一軒家に割り当てられたはずだ。――そうだったなハコ」

 話を振られたハコは、食べかけのスパゲティを呑み込んで、話し始めが変な声になったが、バルカスに答えた。

「そうだよバルカス姐! 」

 バルカスとハコの答えに、双子が離れ離れじゃなくてよかったと心の中で安堵をしたカミラ達三人であるが、そうなると別の事も気になってきた。


「あの二人なら生活する分に心配ないかもしれないけど、二人だけってなると、もしもの事考えたら心配ね」


 双子に対するカミラの心配はもっともだ。

それに対してバルカスはハコの方をチラッと見て答えた。

「確かに心配だったから、――明日から保護者役に一人住まわせる事にしたんだ」


 バルカスの言葉に、それが誰なのか興味をひかれて尋ねた。

「それは、誰? 」

 ビンセントの問いかけに対して答えたのは、バルカスではなくその隣――、


「私です!! 」


 ――ハコ・コトブキだった。

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