第2話 びれそん

 さあてと。


早く課題を終わらせなくっちゃ。今日はね、観たいドラマがあるの。


ふんふふーん。


なんか機嫌いいじゃんって?そんなこと、ないよ。笑


実は今日、新しいともだちができました。


しかも男の子。特別に、お話ししたげる。

---------------------------


私の右隣の席の男の子は、普段とっても物静か。


数学の授業は決まって、難しい顔してる。


この先、だいじょぶかな。


だめだめ。先入観とは、もうさよならだ!


私、勇気出しちゃいました。今日、そっと声、かけたんです。


「○○君、っていうんだよね!よろしくね!」


コミュ障丸出し発言。でも、とびきりの笑顔で。笑


そしたら彼、ちょっとびっくりしてから、


「よく知ってるね。うん、よろしく。」


彼も彼です。なかなかだ。なんか、仲良くなれそうな予感?


うーん。だといいけどね。


でも彼、なかなかイケメン君なんだ。(照)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る