第102話 最強戦力イルファ&タマ
奥地に入ると目的の内の
すでに【エンチャント装置】は作成済みであり、各種のエンチャント素材として必要となる素材を求めて、この百獣平原に足を運んでいるため、逃がす訳にいかなかった。
「ツクル様、アタシ等に任せてくれんね」
イルファとタマが手持ち無沙汰をかこっていたので、
「いいよ。イルファとタマに任せた」
イルファがグルグルと槍を回して草を食んでいる
「あらまぁ、
ルシアが心配そうに二人を見ているが、すでに俺よりも戦闘力が高い二人組なので、苦戦することは無いはずだ。
「大丈夫さ。我が家の最強戦力だからね。あの二人は」
棘を全身に生やして突進してきた
ドゥンという鈍い音が響いたかと思うと、石突に脳天を打ち抜かれた
これで竜化とかしたら、イルファはとんでもない強さになるんじゃなかろうか……。味方で良かったぜ。
「さすが、イルファだね。オレの盾役として仕事はほぼ無くなったようだ。俺はサポート役に転職だな」
「そうですなぁ、イルファはんはえらく強くなられたようで……」
ルシアもイルファの強さを目の当たりにしてビックリしている様子だった。新たに現れた
目下の所、俺の仕事はイルファ達が倒した
恐るべき、殺戮機械とも言うべきイルファとタマの強さに
「ワシ達の相手ではなかったニャ。ワシとイルファがコンビを組めば世界最強のコンビと言ってもいいニャ」
タマがイルファのおっぱいに埋もれながらご満悦な顔をしていた。すっかりとあの位置がタマの定位置となっていた。そんな二人を見ていた俺の頭をピヨちゃんが小突いてきた。
どうも、あの二人が最強だと言うのが、気になったようで、ルシアの事を俺に任せて自分も存分に戦ってみたいらしい。
「あら、ピヨちゃんもついに戦う気になりましたか? なら、うちも応援せんといかんねぇ」
ピヨ、ピイヨ。
ルシアの援護を断ったピヨちゃんが一人で百獣平原の敵を探し始めた。
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