未完でもいいじゃない……という意見もありますが

 これは意見が分かれると思いますが、私は物語は完結させてなんぼと考えております。

 プロならそうはいかないでしょうが、趣味で書いている以上は、執筆時間は無限にあります。

 例え嫌になって放り投げたとしても、もしくは何らかの事情で書けなくなっても、書ける時まで放置しておけばいいのです。完結させない限り、作品は作品として命が吹き込まれません。強引な着陸でもいいので、何とか纏めて落とし込みましょう。これが、なかなかエネルギーを使うんですけどね。


 そして、せっかく書いたのですから、よほどの事情がない限り、安易な削除も控えましょう。書いた作品は自身の記録にもなります。時間をおいてあとで読み返すと、実は(少なくとも、自分的には)名文だったという可能性も否定できないです。これ、自分が書いたの? という驚きは、一度味わうと癖になります(笑)


 以上の事から、同時並行で書く本数も気を付けた方がいいです。多分、10話目くらいで訪れるであろう最初のブレーキを考えると、一発勝負で終わる短編は別にして、中・長編なら最大でも6本程度までの方がいいかなと考えます。

 これは、かなり個人差があって10本以上も捌く猛者もいれば、同時並行が出来ないという方も当然いると思います。あくまでも、無理なくです。趣味ですから。

 何本書けるから偉いというわけはないです。凄いとは思いますけれど……。


 というわけで、作品は大事に「作品」にしようという私見でした。

 えっ、お前が出来ない事を書くな!! ですか。……ごめんなさい。

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