第2話 おばあさん
おばあさんの家に向かう途中、お花畑を見つけました。
紗楽「そうだ!これを摘んでおばあちゃんに持っていこう!」
赤ずきんはそう言うと綺麗な花を何本か摘み、籠に入れました。
さて、そろそろおばあさんの家が見えてくる頃です。
おや?何かが今横を通り過ぎた気が…
ですが辺りを見渡しても何もいません。
気のせいでしょうか…まぁ今はおばあさんの家に向かいましょう。
森の奥、湖の近くにおばあさんの家はありました。
紗楽「おばあちゃーん!おつかいに来たよー!」
……返事がありません、何かあったのでしょうか。どうやら鍵は開いているようです。
紗楽「おばあちゃん?入るよ?」
ドアを開けて入るとそこには血塗れの人狼と腹が引き裂かれて腸を引きずり出され、手足はもぎ取られ、無惨な姿になったおばあさんが横たわっていました。
紗楽「おばあ…ちゃん…?」
紗楽「あなたは…誰…?名前は…?」
名を聞かれた人狼は赤ずきんをひょいと担ぐと、森のさらに奥に連れていきました…
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