猟奇的で懐かしい君の声。

可憐に微笑んで、誰もを魅了するのに

君はその異常なまでの執着心で相手を殺そうとしている。

そんなことしか考えていない君のことだから、私は余計に

君がこの先恙無行く生きていけるか不安になる。

もちろん、誰も君の猟奇性や残虐性に気づいていないけれど、

ときどき友人に毒を吐いて威嚇するときに、その一片が垣間見えるから、

私は常々はらはらしている。

君が私の前に現われると、早く消えて欲しい願う。

それでもなかなか死なないから、どうに別のことを考えるけど、

君はそれすらも邪魔してくるからしょうがない。

本当にあざとくて、いらいらする。

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