7話 修学旅行の運命(中編)
「着いたー!!」
ようやく遊園地についた。そして皆がアトラクションへ走り出した。
「私あれに乗りたい!ああ~やっぱあれ!」
「時間はたっぷりあるから落着け、咲は何に乗りたいんだ?」
ちょっとした興味で聞いてみた。どんなアトラクションが好みなのか、どうしても知りたかった。
「わ、私は、あれ・・・」
そこで咲が指を指したのが、ジェットコースターだった。あんなに大人しい咲があんなにも激しいアトラクションを選ぶとは、とてつもなく予想外だった為、すごく驚いた。
「ええ!・・・そ、そうなのか・・・理由はなんなんだ?」
「えっと・・・空が見えるから・・・」
確かにジェットコースターは空の景色は綺麗だが、流石に激しいと思う。
「空が見たいなら、モグモグ 観覧車でいいんじゃ、モグモグ ないの?モグモグ・・・」
「確かにそうね・・・じゃ!咲さん!私と一緒に乗ろう!?」
ひこが咲に飛び出して言った。
「う、うん・・・」
(二人だけで大丈夫か?)
追記
ここから「」だけになるよ!
それでもいい方はゆっくりしていってね!
「ふぅ~つかれたぁ~」
「あの~」
「ん?」
「なんで私と乗ろうといったんですか?何か理由はありますよ・・・ね?」
「・・・・・・単刀直入に言うね?・・・・・・・誠斗くんと別れてくれる?」
「え?なんでそんn・・・」
「私が誠斗くんが好きだからに決まってんでしょ!あんたなんなのよ!大人しいくせに、誠斗くんといちゃいちゃして!きめーんだよ!」
「わたしがっ・・・私が誠斗くん好きで何が悪いの!?」
「っ・・・・・・・うるさい!」
バシッ!!!!
「・・・私は・・・」
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