5話 修学旅行の運命(前編)

新キャラクター


小泉 ひこ  コイズミ ヒコ

美術部 誠斗の事が好き 咲とはライバル 元気っ子



「で?君の名前は?」

 この子はあまり喋ったことがなく、しいて言えば中学の時からの同級生ということしかなかった。

「私は、小泉 ひこ!よろしくね!」

 あまり気づかなかった。この子が元気だったってこと、中学の時ではあまり見てはいなかったが、そこまで元気って言う程でもなかったような気がした。

「じゃあ、俺ほかの奴らも誘ってくるわ」

 まずは、咲だろ、もぶっちだろ、んーやっぱこれしかいない!

 まずは、咲から誘ってみよう。あれ?なんか元気ないような・・・まぁ、誘おう。

「ねぇ、咲、行動グループ一緒になんないか?」

「い、いいよ!」

 咲はまずオッケーだから、次はもぶっちか、もぶっちってもぶののアダ名だから覚えておけよ!

「おーい、もぶっちー行動グループ一緒になんねーか?」

「全然いいよー」

 よし!これで誘える人は誘ったぞー


キーンコーンカーンコーン

「明日までに決めて来いよー!」

「ハーイ!」

 修学旅行、どこ行こうか、・・・・・・・

「私のグループの人集まって―!」

 おっ、呼んでる。

「よし!皆集まったね?よし、じゃあ、行きたいところを一人ずつ言っていこー」

 唐突だな

「待って!俺、あんま女子二人の事しらねぇから、自己紹介していいか?」

 もぶっち・・・俺が言おうとしてたことじゃねーか。ナイスだぜ

「それもそうだね!私の名前は小泉 ひこです!絵が大好きです。宜しく」

「俺の名前は、模歩野 思床です。宜しくな!」

「わ、私は、矢澤 咲・・・です・・・」

 俺はいいよな?自己紹介は、面倒だし

「じゃあ、きめようか!」

 俺は、遊園地かな~・・・ 

 私は・・・遊園地・・・

 俺は、遊園地!

 私は絶対遊園地!

「皆決まったよね?じゃあいっせーのーで・・・・」



「遊園地!」



 え・・・そろった?

「え!すごーい!皆同じなんだ!じゃあ遊園地で決定にしまーす!」

 遊園地がそろった瞬間なにかを感じた。それは、何かの繋がりがあること

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