3話 空の運命
「咲さん」
咲さんがいるなんて、偶然だな。
「城斗さん、空、お好きなんですか?」
「ああ、よく来るんだよここに」
「へぇー・・・」
って!やばいじゃん!部活ほったらかしにしちゃった‼あぁ、どうしようどうしよう...また先生に怒られるのやだな。
「悲しい顔してるけど、どうしたんだ?」
ほっとくわけにもいかねーし、助けてやりたい。
「ゴシゴシ、い、いや、何でもないです」
この事、城斗さんにバレたら...やだな。
「本当か?目赤いじゃん」
「本当、大丈夫ですから・・・気にしないでください」
やめて、あまり聞かないで、また、涙が...あぁ、目の前がぼやけ...て...
「何にもないわけねーだろ!泣いてんじゃねーか!」
え...
「部活で、何かあったんなら言ってくれよ!力になりてーんだよ!」
私の事をそんなに思ってくれてるなんて...
「で、でも・・・」
「でも、じゃねー!お前に何かあったら俺が守るから!だから!俺のそばにいてくれねーか?!」
また、涙が...でも、この涙は辛いからじゃない...嬉しいから...
「ウッ、ウゥ・・・」
「・・・・・・・・・・・ハイ・・・」
こうして、私と城斗さん...いや城斗くんとは、カレカノになりました♪
まだまだ不安もいっぱいですが、二人で幸せになれるよう日々頑張ってます!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます