下等生物

下等生物

やりたいことがある。でも、実際にいる自分はそれをやっていない。

輝かしく見えるその世界にその右足を突っ込もうとした瞬間、世界が恐怖に変わる。

一度落ちた私は恐怖を感じてる。

いつまでも。執念かのように。乗り越えられずにいる。

何に怯えていて、何を獲たくて、何に執着しているの。

自分と誰かの境界線にどれ程の差があって自分はどれ程近づくための努力をしたのだろうか。

自分は生きてる意味もない下等動物。

ミジンコ以下で、世界に誰かに良き影響も与えられず、誰かに世界に悪しき影響だけを与え続けている。

モラトリアムなんだ。きっとそう。そうであると信じたい。そうでなければ、本当に自分には何もなくなってしまうから。

いつか良き影響を与えられるように。

私のただの、

空白だらけの机上の空想。