第十九話 迫りくる人間。

――エアハート会議室。



「では、話を聞こうか」


 会議室の空気は重い。ユーリウスとベリトが重々しい雰囲気で国王ライザの入室を待っていたからだ。

 他の会議のため遅れてきたライザ国王は入室するなりその雰囲気を察知し、労いの言葉を済ませるとそうそうに本題に入ることにした。

 会議室には参考人として呼ばれているキルシーを含めその四人のみである。護衛は扉の外でいつも通りに待機しているが二つ名が二人も居るのでいつもの様にあまり意味はない。


「それでは――」


 ベリトは順を追って説明する。


 国王からの依頼を受けた後、ユーリウス主導の元、背反のマリーを引き入れ、能力的に不利と判断したためパーティからはずしたソフィアの代わりにその紹介でエルフのリーナと手を組んだこと。

 それから出立。まず復興支援と共にリンドホルムで聞き取り調査を開始するが手がかりの入手は難しく、蛇の鱗の様なものが見えた、ヤナの森から水柱が見えた、等のよくわからない証言のみが得られた。

 マリーの背反の力でも捜索は難しく、最後の望みであるヤナの森へ調査に向かった。

 しばらくするとゴブリンの軍勢を発見。その数と規模からして一つの巣穴の全軍だと判断。

 これは何かがあると思い追いかけたところ、ヤナの湖に出る。その先のエルフの集落とゴブリンの軍勢が出会うと調査に支障をきたすと判断した四人は魔法によりそれを回避、同じ種族という事でエルフであるリーナにその集落での聞き取り調査を担当してもらった。

 その後ユーリウスは恐らく犯人とされる一派の一人に殺気を向けられ単騎で相対。後に辛くも逃げられる。


 同時刻、ベリトとマリーは湖の反対側に重要人物と推測されるハーピィを発見し接触。話がつき戻ろうとしたところでリーナの叫び声を聴き、駆け付けると敵の一団の一人に手傷を負わされ意識が消えかけていた。


 その後欠損した身体の治療法があるというエルフの国へ不落のリズィーと用済みと判断したクラッドを向かわせ、現在に至る。



「そのリーナというエルフの実力の程はわからんが、実際に戦闘をしたというユーリウス。どれほどの強さであった?」


「正確に言うにはいまだ測りきれておりませぬな。状況が状況、不利な要素がおおかったですので小手調べ程度にしか。ただ非常に厄介なことは確かじゃ。面倒じゃから封印しようと思ったところで助けを求められて断念したがの、追ってはこんかったわい」


「そうか。私は戦闘力についてはよくわからないのだが、君たち二つ名がてこずっている様子から並々ならぬものを感じている。実際に相対したのにも関わらずユーリウスが取り逃がしたのだから。この認識で大丈夫だな?」

 国王はその血統から選ばれた。統率力や人柄なども選抜材料に含まれているが戦闘力は皆無なのだ。


「厄介じゃ、とだけ。負けるとは思うておらん。エルフの小娘も言っていたが今のところ全容が把握できんのじゃ。なにをされたのか、どういう技を使っておるのか、そこが不明瞭でな」


「それは人類最強をもってして不明瞭という事になりますよね」


「その肩書自体不明瞭なもんじゃ。敵の技を解析するという点において儂は最強ではないぞい」


「状況は芳しくないな。敵の狙いも戦力も解らず、それらしいというだけでリンドホルムやラツィオでの事件の犯人かどうかもわからないと来ている」


「その謎については多少このハーピィ、キルシーさんの情報と照らし合わせれば暫定的に断定はできるとおもうのですがね。少なくともハーピィ殲滅による地形の破壊をもたらした龍人には罪がありますし」


 キルシーに目線をやり話すよう促すベリト。


「……何を話したらいいのかしら」


「ヤナの森につくまでの経緯で構いませんので」


「そうねぇ……。まず私は――」


 キルシーがまだトリノの偵察兵だったころを振り返り話し始める。

 

 ある日、謎の種族の竜ともハーピィとも付かない魔物がトリノの上空、巣穴のある山頂へ降り立ったこと。その種族の不明さと縄張りへの侵入からどこかの手の者ではないかと捕縛に向かったところ返り討ちになったこと。

 その後、その件は重要視されトリノに複数ある巣全勢力を掲げて解明にあたった。

 そして偵察隊に任命されたキルシーはそのまま謎の魔物を追い続けてマンダルシア草原を越え、湖を越え、森に入り、いくつかの森を抜けグリムの森まで辿り着き……。



「ちょっとまて、おぬし豊穣の森グリムにいったとな?」


「そーよ」


「グリムの魔物は強力じゃ、ハーピィが生き抜けるとはとても思えん。しかもお主かすり傷ひとつおっておらんよな?」


「……それは気にしないでちょうだい。いろいろあるのよ、とにかく嘘は言っていないわ」


 ユーリウスの疑問はもっとも。グリムの森には鬼人種や凶獣種などの生息地になっており、ハーピィよりも種格が上の魔物ばかりだからだ。


「うーむ……」

 ここにもまた謎が一つか。と思いつつ今は糾弾の場ではないと黙り込む。


「続けるわね。って言っても後はもういつの間にかヤナの森に出ていて、そこのベリトとかいう人に捕まったってだけよ」


「しかし、君らの話が確かならその龍人種は祖龍だな、連龍国辺りが気づいたら何か動きがあるかもしれない……ややこしくなったものだ」


「当たり前ですけど連龍国にいるどの祖龍とも違いますね」

 祖龍は強大な力を持つ、その存在は多くの種に広く知られている。



 そんなやり取りを聞いて、やっぱりついてきて正解だったかもとキルシーは思う。

 キルシーたちの巣ではあんな姿の龍人がいるなんて知らなかったのだ。あの姿になれるのが祖龍と言ってさらに特別っぽいと言うのも感じ取れる。

 しかし祖龍というのはみんなあのくらい強いのだろうか。まぁ強くても自分の中の神はアニマ様。とキルシーは一人違う事に思いをはせている。



「ところでキルシーよ。おぬしはこれからどうするのじゃ?」


「これから?」


「うむ。その龍人を追う理由ももうなくなったじゃろう?、ぶしつけに言わせてもらうが巣が消えたんじゃからのう。復讐と言っても単騎では勝てまい」


「そうね、それなら貴方たちと手を組むわ。役に立つ能力は無いけど見つけ出した時は共に戦えるし」


 ……その方がアニマ様により近づけそうだしね。



「単独で今までと同じように探してもらって、何か情報を得たら教えてもらうという形になりますがいいですかね」



 その言葉に、はぁ?とキルシーは引きつりそうになる顔を何とか平静に保つ。

 まぁわかっていたことだが、ベリトは利用する気しかなく、その上キルシーをあまり信用していない。

 キルシーの目的は集団で行動して情報を得ること。


 此処で単独での提案をされてそれを断っても意味がない、みんな単独で行動するからと言われればそれまでで押し込められるし、なぜ単独ではいけないのかを追及されればボロが出るかもしれない。

 かといって単独で捜索したらベリト達はいくらでも連絡の取りようがあるから後で示し合わせてキルシーだけを単独で行動させることは容易だし、そうして隔離されてしまっては情報がキルシーにいきわたらない。

 あまり信用されてない以上、現地で共に情報を得るという方法しかキルシーが情報を得る術は無いのだ。これでは信用してないので情報は渡しませんよ。と宣言されたも同じこと。


「いいわよ」


 仕方がない。ごねてデメリットしか生まないのなら特にデメリットの無い承諾を選択するしかないのだ。今まで通り地道に探すことになっただけ、できるだけアドリアーネやラツィオの動向を注意する方向で行こうとキルシーは心算する。



「ところで八海大蛇は何か言っていませんでしたかね」


 ……こいつ。

 あからさまな引っ掛け。私と大蛇が接触した事は絶対に知らないはず。なんでその名前を出した?何か手掛かりになる……ああ、そういえば言っていた。町の人の証言で鱗や水柱がなんとかって。だから大蛇も何か噛んでるって思ってるのね。そして今の質問ではっきりわかった。

 私とは仲間になる意思がないってことと、それを隠すことも無いってこと。

 だから……。



「……やるき?」



 水巨兵の襲来、リンドホルムの証言、これらから八海大蛇が関わっていることは確定的。ならば今どこに行ったのか、既に目的を果たしたとは思えない。その目的は彼方等の殲滅であるはずだからだ。やはり大水蛇の変死は彼方等の仕業、そうでなくても湖を消滅させられその中に生息していた大水蛇系の魔物が多く死んだはず。ならば八海大蛇も彼方等を追ってリンドホルムへ行った。そしてその近辺のヤナの森での目撃証言と、彼方等の出現。さらにそこに居合わせたハーピィとここまで揃えば何かしら繋がりがあるのではと思ったがブラフをかけてよかった。


「好戦的な事ですね。勝算があると?ハーピィがとても生き抜けるとは思えないグリムに居たんですもんね。なぜただのハーピィがそんなところで生き残れましたか?、ただのハーピィではないからですか?、実は俺の仲間の男が一人、この一連の件に大きくかかわっている男なんですがね。とうとつにスキルを二つも得て強くなったみたいなんですよ。……不思議ですよね、キルシーさん。なにか力でも――!!」


 ドンッ、と床を一蹴り椅子に座っていた状態から横へ飛び出す、会議室の壁に片足で垂直に着地、足を折り曲げて押し出す。ベリトの背後へ飛び込み着地。爪で首を狩ろうと腕を振る。


「炎渦防陣」


 あらかじめ用意していたベリトの魔法が開放される、背後に展開されたそれはベリトの身体を覆うほどに大きく、円状の渦巻く炎を発生させ迫る腕を近寄らせない。


「お、おい!?」


 唐突に激化する事態に一般人のライザ国王はついてこれない、慌てて椅子から立ち上がる。

 一瞬、攻めあぐねるキルシーが人質を取ろうかとそちらに目を向けるがユーリウスが時空間魔法で国王の前に転移、それを見て国王は諦める。

 安心召されよ、とユーリウスが国王をなだめる、その目の前でにらみ合う両者。



「ハーピィの挙動ではありませんね。やはり何かされましたか?」



 ……こいつら、二つ名……。勝てないか、なら逃げるしかないわ。ここで追い詰めてきたってことは何かしら捕まえれば吐かせる術でもあるんでしょう。居場所とかは知らないけどそれ以外の何かを掴んでるとか、スキルを突然得た身体を調べようとか思ってるんでしょうね。

 

「ほい、捕まえた」


 ブチン、と肉の断裂する音がした。


「うぁああああっ…!、あ……あぁ…」


 思考を中断させられ激しい痛みにバランスを失って倒れるキルシー、その両脚に足首から先は無い。広範囲の床を染める吹き出す鮮血。スキルによって生命力が高まっているキルシーの血は止むことなく流れ続けている。

 床を引っかいて痛みと悔しさに耐える。

 だが眼だけは周囲を見渡す様にぎょろぎょろと動かし、突破口が無いか使えるものがないかと見渡す。


「儂の魔法じゃよ。こういうことがあるから自分以外は入れないんじゃが、時空間に足首突っ込ませてそのまま閉じたの。強力じゃろ」


 だが、キルシーは諦めない。足を止めたと思ってる二人の意表をつくのだ。窓の位置を確認し、生喰魂纏のエネルギーを歯を食いしばって振り絞る。もこもこと、断面の肉が盛り上がり。


「う、おお…オォオ!!」


 雄叫びを上げがら新たに生やした片足で弾丸の様に窓へ突進する……。



「ごめんね」


 飛び出す寸前でキルシーは見た、地面から手が生え、自分の体を掴むのを。


「何よこれ…ぇ!」


「私、背反のマリーっていうの。ベリトと一緒に森であったでしょ?」


 会議室の扉を開けて入ってくるマリー。ベリトが念のためと耳打ちして会議室の外へと待たせておいたのだ。



 事態は収束する。国王は捕まったキルシーを見て安堵の表情を浮かべるが、我々の知らない何を掴んでいるのかと射貫くような視線で見つめている。



「拷問しても喋らないわよ……」

 

 地面に捕まっているキルシーに鎖と捕縛魔法をかけ、扉の外で待機しているいつもの護衛に引き渡し、牢へ連れて行くように指示する。



「さて、色々ありましたがあのハーピィの事はおいておいて、今共有できる情報は先ほど喋ったので全てですね」


「待ってくれ、八海大蛇やそのスキルの件はどういうことなのかね?」


 一同は再び椅子に座り直す。ハーピィの血で染まった床はマリーの能力で綺麗になくなっている。立ち込める匂いはベリトが風の魔法で換気済みで何事もなかったかのようになっている。



「八海大蛇というのは恐らくなにかしら絡んでいるとは思うのですが推測です。水巨兵の襲来とリンドホルムでの聞き取り調査から考えました。

 スキルの件は寄生事件のクラッドさんが最近妙に強い二つのスキルを取得していまして、あまりに唐突なのでなにかしらあるのではと。あのハーピィも、トリノのハーピィにあんな特異な個体がいるとは報告されていませんでしたので」



「なるほどのう……というか儂にもそういうの先にいっておけ!」


「元師匠なら気づいているかと思ったんですよね」


「まぁよい……じゃがハーピィもあれ以上の情報はなかなか話さんじゃろうし、また行き詰ってしまったのう」


「実際に戦い判明しているのは歌鈴、彼方、エンビィ、龍人にレイナスですか」


「レイナスと歌鈴というのは誰だ?」


「ここへ来る前に負傷したリーナさんをエルフまで送る人選を考えていた時なんですけどね、スキルを取得して自信がついた、過去を振り切るために全て話すとか言い出しまして。そのスキルが敵のなんらかの策略かもしれないというのは黙っておいたんですが――」


 さらに詳しくクラッドから聞いた話を伝え説明するベリト、国王は神妙な顔で顎髭を撫でながら聞いている。

 クラッドは一度化け物になっていてまた何があるか解らないから保護すると言われベリトに連れられていた。その時は、もしベリト達の追いかけている化け物と接触していたことを知られたら冒険人生が歩めなくなるとしり込みしていたのだが、強力なスキルを取得し、更には歌鈴との接触で振り切り。変わらねばとの思いから盗賊であった時の草原での出来事からベリト達に話をしていた。



「なるほど。つまりこの一連の事件はラツィオの細かな件ともつながっていて。相手は八人。歌鈴という一尾の狐族と八人の頭であるらしい彼方というユーリウスが戦った少女、龍人、レイナスという化け物、エンビィ、黒翼のハーピィに岩石族のような少女、和服の人間。ということか……」


「洋館で確認した情報とも一致するので正しいと思われますが、まだ謎はありますね」


 キルシー捕獲後から参加しているがマリーは難しい話についていくのがいっぱいである。煙の上がりそうな顔で必死に情報を整理している。


「いちいち行方が消えることと、そのレイナスの種族。残りのメンバーの名前と全員の能力じゃな」


「しかしかなりの進歩です。これでドワーフ国も協力してくれれば討滅できる日も近いですね」


「うむ。依頼達成と言えるな。今回もとても助かったぞ、礼を言う」


 労う国王。

 この後の大臣達との会議を考えるとまた争いごとに発展しそうで胃が痛いが、ともかくドワーフ国への報告はなんとかなりそうだと一安心。

 だが新たに浮上した問題も多い。


「厄介なのは種族だな……。龍人が祖龍ならば連龍国に知れたら何かしらアクションを起こしてくるはず。それと狐の隠里は不干渉だと思うが……ハーピィも大丈夫だろう。その種族不明のレイナスが気になるのと、負傷したリーナを見たエルフ国が何を言ってくるかだ」


 リンドホルムで犠牲になった多くのドワーフによりドワーフ国が追う。

 多くの事件の現場となったエアハート人間国家が追う。

 王宮に元仕えていた同族を傷つけられたエルフはどうでるか。

 祖龍の存在に気づいた連龍国も追っている。

 ハーピィ虐殺により幻獣王霊麗鳥を筆頭にハーピィ種からも睨まれている。

 水系幻獣種、八海大蛇も味方になったわけではない。

 ゴブリンの一団もいまだヤナの森で探し続けている。

 


 数多くの国や人が追い求めることとなった彼方等一行。これから歩む道はどこと繋がり、どこへ向かうのか。






 ――一方、奴隷は。



「彼方よ、彼方よ……。」


「んぇ…あ、はい。なーに大蛇ちゃん」


「眠っていたのか?、キルシーがエアハートにとらわれたぞ」


 リンドホルムの一件で絶対従順の魔法にかけられた八海大蛇はすっかり飼いならされ、神の使いの威厳など欠片もなくなったどころか消滅した。エロ蛇扱いは続行中のままであるし。


「寝顔……みたの?」


「我は思念で話しかけている、今は本体はエアハート中央塔にいるゆえ見れない」


「お堅いなぁ、知ってるんですけどそんなこと。てゆーか寝てないんだけど、大丈夫か?」


「……それで、助けぬのか」


「うん」


「……我に説明してくれ」


「神の使いって素直なんだね……。というかというか、知りたいんだね。えーっとー、キルシーは口実になってもらいますので。近々建国したらさ、乗り込むよ。エアハート」


「侮辱しているわけではないが、はっきり言おう。エアハートの二つ名をこの目で見てみたがあれは強い、彼方等八人合わせてもぎりぎり負ける……」


「侮辱されたって後でニイアにちくるんだけどそれはおいておいてだね。行くのはレイナスって決めてるんだ、1人で頑張ってもらうの」


「……なぜだ?、時間稼ぎにもならない。キルシーの元まで辿りつくことすらできないではないか」


「そーなったらそーなったよ。ともかくぅ、きるぴっぴにはそれまで捕まっておいてもらうとして、寂しくないように会話でもしてあげてて。それより雑魚の分際でよく見つからずにいられるね?」


「我はこの世界で有数の幻獣種、弱いということは無いのだが……。接触不可になる代わりに気配の察知等不可になるスキルがあるのだ」


「残念、知ってたからこそ任命した。あはははっ。じゃまたなにかったら呼んでねばいばい」


 最後の方は早口で思念を切る彼方。思念を使える存在は殆どおらず、八海大蛇はそこは流石幻獣種と言える。だが八海大蛇は相変わらず彼方に振り回されている、現状を良くは思っていないし、なんとかしたいとは思っているのだがニイアの魔法を解除できずにいる。キルシーの見守りの任務のおかげで目が離せず、好きなところへいけないため。その任務に支障のない範囲で高位の魔導士が通りがかった時に話しかけて交渉し解除してもらうしかないと考えている。八海大蛇は魔法に秀でているわけではない、そのため人間種最高峰のユーリウス並みの使い手ならば彼方等より強いと分析しているし解除できると考えているのだ。

 ユーリウスやベリトなどの高名だったり探索に動いていたりする人物との接触は禁じられているのでなかなかうまくいかないのではあるが……。


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