3月17日 ぼやき
関係が終わるときは大体こっちから終わらせてしまう。そうでなかったとしても、原因をつくっているのはいつも僕の方だ。
僕がまともに生きられていたら、メンタルクリニックに世話になることもなく普通に学校生活を送って、留年もせず、普通に進級できていたら、普通に信頼を得て、普通に関係を重ねることができたのかもしれないと一生引きずり続けなければならなそうなことがある。
僕はいつも怖いんだろう、そういうことで僕が見下されてしまうことが。そしてきっと他ならない僕自身が一番、そういう理由で僕を見下している。だから人を見る目が、自分の人に対する振る舞いが、歪んでしまうんだろう。誰が何度僕を蔑んでいないと釈明しても、僕はきっと信じない。僕が僕を信じないからだ。
最後に終わらせてしまった関係も、そういう理由だったんだろう。相手がいけなかったんじゃなくて、僕が、相手を信じられなくなって、関係を続けることを辞めた、そういうことなんだろう。
僕が精神弱者だとか社会的に認められず信頼を得られない状態であることが大事ではないとは言わないけれど、それ以上に、僕から関係を終わらせてしまったと言うことの方が、ずっと重要に違いない。僕はその重みを未だにわかっていないけれど、いつかわかる日が来るのかもしれないし、一日に少しずつ重みを背負って、何年もかけて遥かな重みに耐えなければいけないのかもしれない。
そしてそういう罰を望んでいる自分が居て、だとすれば、何かを許されたいに違いない。きっとそれは僕の現状であるか、もっとセンチメンタルなものだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます