第7話「今のわたし」






それから部活動を見に行くことをやめた。


佐藤先輩とは時々廊下ですれ違うこともあったけれど、一言二言言葉を交わす程度で長く話すことはなかった。


尾崎先輩とは全くあっていない。と言うよりも、見かけた瞬間、顔を合わせないようにわたしが逃げていた。



だから、先輩たちが卒業する時も、わたしは友人と一緒にこうどうして、顔を合わせないようにしていた。





そして現在。


高校を卒業し、専門学校へと入学したわたしは、技術向上のために必死になっていた。




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