第5話鬼にやられた外の世界
昨晩広野から聞いた話はこうだった。
「俺からは2つ言うことがある。
1つ目は俺たちのいるこの施設のこと。この施設は地球の地下深くにあるめっちゃ安全な場所で地球がなくならない限り生きていられる場所なんだって。
だからなんもないのに涼しかったりしたんだ。
2つ目は鬼が俺らの故郷を荒らしまわってるってこと。それがみんなの塩対応につながってくることだ。その荒瀬れ具合っていうのが人は住めない状況、いやいたらダメな状況っていたっ方がいいかな。まだ俺の親とかはとっくになくなって一人暮らしだったからショックはまだこうやって説明してるくらいですんでるけど他のやつはやばいから会わない方がいい。」
「あ・・・」
「お前あったのか!?」
「栞に会ったときなんもされなかったか」
「3m近く投げられた。」
「いうのが遅かったか。ほかのやつには?」
「全員会った。」
「まじか。結構ぐさっと来てないか?」
「来てたけど、広野のおかげまだ大丈夫」
「そうかならよかった。話し戻すけど荒らされた家で一番ひどいのが栞の家だっらしくて家族も全員死んでしまったらしくて。栞は怒り狂って訓練では毎日10体以上の鬼のクローンを倒してるらしい。
一花も家族が死んでしまってかなしさのあまり3日間こもってずっと魔法球を作ってたらしくてそれの威力が強すぎてここの部屋の壁一気に10枚抜いたってけっこうやばいよな。」
「壁抜くくらいわたしでもできるよ?」
「それは普通の壁の時だろここの部屋はどんだけ高いとっから鉄球が落とされてもどんだけ圧力をかけても傷一切つかない完璧な壁だからな。」
「そんなかたいのか・・・っていちかやばすぎない!?」
「だからいったろ」
「じゃあ、亮は?」
「亮も同じく家族が死んで表情を失ってしまって何言っても返してくれないらしい。でも実戦訓練の時は狂気な笑いをしながら敵を倒していくんだって」
「皆大変なんだね・・・」
「は?一番大変なのはお前だろ?お前の親が鬼に洗脳されて街中を荒らしてるんだから」
「え」
「えって聞かされてるでしょ」
「うん、どうにかしないとって思ってるんだけどね、今日はいろいろありがと。
もうかえるね」
「うん、お互い頑張ろうな」
と会話をし広野の部屋を出てきた。
私にはなぜこのことを知らされなかったんだろ…
桃太郎と一人の娘 5人(ごじん) @gozin
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。桃太郎と一人の娘の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます