月下の民は、それでも太陽に憧れる

作者 タチバナナツメ

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★★★ Excellent!!!

いつもは硬派なナツメさんの文章ですが、コメディもピカイチです。
意識高い系だけど、実はまだ何も実行に移していないゾンビが、可愛くも面白く、でも、そう思うたびに「あ、でもこのこゾンビだったんだっけ」と我に返る…。
読み終わってからも、酒場のがやがやとした雰囲気とかが頭の中に残って、ふとした瞬間に会話の端々を思い出してくすりと笑っちゃいます。大好きです!

★★★ Excellent!!!

 夜更けの酒場で、屍人と獣人が管を巻く!
 淫魔が笑い、小人族が駄々をこねる!

 夜の民には夜の民の、昼の民には昼の民の理想と妄想があって、それが交錯する時、ひとつの結論がうまれる。
 この世で一番大切なのは?
 彼らが出した答えに、あぁ、やはりそうなのねと納得しつつ、楽しませていただきました。