ことしの夏の予定について
書こうか迷ったが、備忘録として書いておく。
「憑いてますよ」と言われてから観てもらうようになった占い屋に、年の初めに今年の運勢をみてもらいに行った時の話。
今年、私は命にかかわらないまでも結構ひどい怪我をする予定らしい。
第1話にも書いたが、占いは好きだ。が、費用が嵩むのであまり頻繁に行けるものではない。
先年は仕事の事やらなんやらで結構な回数行っていたのでどうしようかと思ったのだが、まあ結局行った。
結果、今年の8月・9月のあたりに暗いカードが並んでいる。
「…………あまりこんなこと軽々しく言えるものではないんだけど。」
考え考え占い師さんは言う。
今年の運勢を占いに来るお客さんが8月9月に災難にあう卦が出る人が多い。だから地域的な何かがあるのかも。
「―――じ、地震とか大きな事故とかですか?」
ほんとにあまりこういうこと言いたくないんだけど、う―――んと考え込む占い師さん。
「……まあ確かに、言える事ではないですよね…でもなんかちょっと」
面白すぎ…、と続けそうになって慌てて口にチャックした。
不謹慎だ。もの凄く不謹慎だと分かっているが、湧き上がる興味と好奇心が抑え切れない。
「悪い結果が出てないお客さんもいたんだけど、近々引っ越す予定の人とか、ちょっと遠方の人とかでね。」
「それはなんと言うか……とりあえず私がどんな目に遭うのか詳しく知りたいのですが。」
まとめると以下。
・時期は8月お盆過ぎから9月位
・時間帯は午前10時くらいからお昼過ぎくらい
・赤い柱か建材のようなものが折り重なっている。大きな石もあるような。そんな場所に私は倒れている。
・周りには他に倒れてる人が何人かいる。
・下半身の怪我。治るのに数ヶ月かかるかも。
・しかし、命が危ないとかまではいかないようだ。
ランダムにやって来る占いの客の卦がそろう。
事故だの災害だの軽率に書くものではないと分かっているが、分かっていても現象としては非常に面白い。面白すぎる。
検証とか考察とかしたい。したくてたまらない。
という訳で、書こうかどうしようか迷ったが、書いてみた。とりあえず卦が変わるよう行動してみようと思う。
今の行動範囲で赤というと、神社さんの鳥居?石もあるし。
お参りに行くのに良いといわれる時間帯ではあるが、その時期は午後から行くようにしてみようか。
赤い柱の建物なんて一般家庭ではあまりないだろう。会社でも事務所などに赤い柱というのはあまりないと思う。現在の勤め先にもない。
そういえば以前いた会社には結構大きな赤い扉のロッカーがあったっけ――これから夏までに行動範囲のどこかがそういうものを購入する可能性もある。
神様にも祈ろう。こんな不心得者、助けてくれるか分からないけど。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます