第227話微之、敦詩、晦叔、相次長逝、巋然自傷
微之、
因成二絶
其一
併失
元稹、崔群、崔玄亮が相次いで亡くなり、自分一人だけが残され、心を痛めている。
それもあって、二首の絶句を詠む。
その一
相次いで、鳳凰や鸞のごとき友を失った。
この鹿のような、どうでもいい身だけが空しく生き残っている。
嵩山や洛水に囲まれた地にいるのに、これからは一人きりで遊ぶ以外にはないのだろうか。
※微之:元稹。最大の友人。
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○大和七年(833)、洛陽の作。
○長年の友人が相次いで亡くなり、自分だけが残されてしまった。
ようやく安楽の生活になったと思えば、友がこの世にいない。
白楽天の寂しさは、生きるにつれて増すばかりなのだろうか。
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