第210話哭微之
哭微之
今生豈有相逢日 末死應無暫忘時 従此三篇収涙後 終身無復更吟詩
微之を哭す
今、この時をもって、君に会うことは無くなった。
しかし、この私は生きている限り、君のことを忘れることはない。
私は、この三篇の詩に、涙を収めた。
今後は、私は死ぬまで、君のことを詩に書くことはない。
○大和五年(832)、洛陽の作。
○白楽天の生涯を通じて、最も心が通じ合えた親友元稹の死を悼む。
三篇の詩の中でも、これはまさに、悲痛極まりない白楽天の心を、そのまま詠んでいる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます