第9話 ピアノの先生辞めたらって

 自分のピアノ演奏の実力を上げるために、自分の生徒をコンクールで予選落ちさせないために、友人Aの先生を紹介してもらいました。。


 そしたら、その先生たらとっても厳しくて。

厳しいのはいいんだけど、言い方がきつくてものすごく傷付くのですよ。

 

 まるで学生時代に戻ったみたいに何度か先生の前で泣きました。


 演奏すると、わざとなの?って。(前回と演奏が違いすぎたらしい)

 そう言われても、わざと下手くそに演奏するほどの技術があれば習いに行きませんって。


 「いや~、耳が悪くてぇ。」と言い訳したら

 「あなたピアノの先生辞めたら。」と。


 その先生は、演奏が上手いから大学で講師をしていらっしゃる訳で、演奏が下手くそな人には人を教える資格はないと思っていらっしゃる様でしたね。


 私にしてみるとピアノを習う人すべてが才能があって習っている訳じゃあないのだし、出来ない子には出来なかった私の経験が役立つと思うんですよ。


 そんなで、なかなかレッスンに行く気分になれなくて段々と疎遠に。やめてしまいました。


 ピアノの先生って変わった人が多いと思うのは私だけじゃあないと思うんですよ。

                  続く




 



 

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