第37話800Rpart2

まず、初めに、次の走者へとバトンが渡されたのは、当たり前であるが、俺たち以外の、チームだった。

「これ勝てるのか?」

そう思うほかなかった。

そんなことを考えている間にも、バトンは、次の走者へと渡っていき。遂には、アンカーまでのところまできていた。

「これ、ヤバいな」

ちなみに、俺たちのクラスは、一応現在一位だった。

このまま、きたらプレッシャー半端いな。

そして、俺にバトンが渡ってくる時になっていた。

まだ一位。だが、その差はほとんどない。

「はい!」

という声と共に、俺のもとにバトンが託された。

くっそやるしかないぞ!

俺は、必死に走った。

そして、最後のコーナーを曲がった時には、2位以下のクラスは、もうあと2秒差のところまできていた。

負けるわけには、いかないんだよ!

そして、最後のゴールテープを切ったのは、俺だった。

最初は、絶対勝つことなんて、できないと思っていたが、勝てた。

それだけで、よかったと思うのだった。


 

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