第33話 中編
そして、体育祭当日。
俺は、朝から忙しかった。
昨日、今日の最初の挨拶なににしようかなーと思っていたら、寝てしまい結局なにも考えずに終わって。朝起きたら、登校時間まであと少しで焦って走って学校へ行き。学校に着いて教室に入ったらすぐに、はい、運動場へ移動してくださいと言われ、現在に至るわけだが。
「やぱい、どうしよう」
もう、体育祭のが始まるまで、3分を切っていた。
今から考えたところで、なんにも変わんないし、なら一層アドリブでいくか。や、でもアドリブで言える自信なんてないし。ここは、やっぱり、今日はいい天気になってよかったですねとよく体育祭とかの校長挨拶で入る言葉を言うか。
そんな、ふうに悶々としている間にも時間は過ぎていき、もう挨拶する時間になっていた。
「えー、では、生徒会長挨拶」
「はい!本日は、いい天気になってよかったです。僕としては、教員代表VS生徒代表リレーが気になります。みなさんは、なにが気になりますか?」
そうして、無事に挨拶を終えた俺は、生徒会の席に座った。
それからも、いろいろな人が挨拶をしていき、遂に体育祭が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます