小学五年生の女の子たちに取り合いされるJDのおねロリ短編


「は? なんなん?」

「あなたこそなんですの?」


 ランドセルを背負った女の子ふたりは、バチバチと火花を散らしながら睨み合っていた。


 そして私は神妙な態度で正座している。


 小学五年生の女の子ふたりの前、マンションの我が家にて、いたたまれない顔で正座する女子大生。


 どうしてこんなことになってしまったのか。


 それはつまるところ、私が細かいことを気にしないおおらかな性格で、なおかつ博愛精神にあふれているからに他ならないのである──。



「ていうか隣のクラスの彼方だよね。なんで純ちゃんの家にいるの?」

「学校が終わったからですけど? ハルカさんこそわたしの純子さんになにか用でも? ああ、頭がボケボケで自分の家を忘れてここに立ち入ったんですのね。それではどうぞお家にお帰りください引き止めてすみませんでしたねチャオです」

「は? なにそのチャオってキモいんだけど。ウケる。あんたクラスで浮いてるって知ってる? いつもひとりぼっちで本読んでるんだって?」

「……………………」


 彼方と呼ばれた女の子は、涙目でぷるぷると震え出す。それを見たハルカが「うっ」という顔をした。


「ご、ごめんね」

「……いいですけど別に事実ですからいいですけどいいですけど」


 ふたりは気まずくなって黙り込んだ。


 どこかでミーンミーンと蝉が鳴いている。


 夏、だなあ……。


 私は窓の外を眺めて、青い空と流れる白い雲を見上げた。



 ハルカは短い黒髪を片結びにした、快活な女の子だ。Tシャツから覗く真新しい日焼けあとが目に眩しい。ホットパンツから伸びる脚は年相応にほっそりしており、腕枕ならぬ足枕としてちょうどよかったりする。


 生意気そうな面構えをしているので、将来はたぶんギャルとかに育つだろうが、今は自分が悪いと思ったことに対して素直に謝れる純真な少女だ。甘え方が不器用だし、気づかないフリを続けてるとどんどんと元気がなくなってしょんぼりしていくのがすごいかわいい。ずっとそのままでいてほしい。


 一方、彼方は茶色がかった髪をまっすぐに伸ばした(普段は)大人しい女の子だ。喋り方通りのお嬢さまで、家がかなりデカい。物心付いたときからいい美容品をふんだんに使っているらしく、薄桃色のワンピースから覗く肌の白さやきめ細かさは小学五年生内でも随一だろう。


 出会った当初は人見知りだったけれど、今では子犬のようにお姉さんお姉さんと言って懐いてくれているので正直かわいくて仕方ない。私のワガママをたいていのことは聞き入れてくれる母性にあふれているので、永遠にこのままでいてほしい。


 そして動の美少女と静の美少女に挟まれた私は、どこにでもいる平凡な女子大生だ。


 ただほんのちょっとおおらかで、博愛主義で、小学五年生の女の子が好きなだけの。


「ねえ、純ちゃん! ひとり暮らしだって言ってたよね! 説明してよ!」


 現実逃避をしていると、ハルカが私の肩を揺すって意識を引き戻す。


 うん。


「そういえばふたりともランドセルもってさ、きょう登校日だったんだね。こんなに暑いのに大変だね。私はクーラーの効いた部屋から一歩も外に出たくないよ、ははは」

「なんで今、話を逸らそうとするの!? ちょっと純ちゃん! あたしの目を見てよ!」


 彼方は静かにランドセルを降ろし、私の前に座り込む。


「わたしがいつも通りお部屋にあがったら、お姉さんとこの人が抱き合っていたことについて、説明を求めます」


 やばい、目がマジだ。


「えっとねー、それはねー」

「あたしとおねーちゃんが恋人同士だからだけど?」

「………………………………」


 ハルカは高らかに宣誓した。


 途端、彼方はまるで慈しむような顔になる。


「なるほど……。お姉さんは優しいので、ハルカさんの妄言に付き合ってあげているんですのね? 確かにこの年頃の女の子はみんな、年上のかっこいい人と付き合いたがる傾向がありますの。お姉さんはかっこいいので、ハルカさん相手にごっこ遊びしてあげているんですのね」


 聞くや否や、ハルカはあたしの肩に手を置いて意地悪な笑みを浮かべた。


 そしてそのまま、私の唇に、ちゅっと唇を押しつけてくる。きもちがいいし、見せつけるためとはいえ、顔を真っ赤にするハルカもちょうかわいい。


 が、彼方は鬼子母神のような顔になった。


「……………………お姉さん、Twitterでわたしに『どこ住み? 会える? てかLINEやってる?w』ってDM飛ばしてきましたよね? そこから会って一日目でお姉さんに真摯に告白されて、わたしたちは清純なお付き合いを始めたと認識していますけれど?」

「そうだね」

「なにそれ、めちゃくちゃ適当なネットナンパじゃん。あたしなんて公園で遊んでたらおねーちゃんのほうから声をかけてきてくれたんだから。マジ運命の出会いってやつ? あたしとおねーちゃんは赤い糸で結ばれてるんだよ」

「そうだね」

「は? それこそ事案じゃないですか」


 そうだね。


 うん。


 私は手を突き出した。


「あのさ」

「はい」「うん」


 ふたりの食い気味なレスポンスがこわい。


「私って小学五年生の妹がいてさ」

「は?」「え?」


 それが今なにに関係あるの?って目をしてくるふたりに、私は慎重に告げる。


「その子がずっとワガママばっかり言うんだよね。一応はかわいがってたつもりなのに、やれお姉ちゃんと一緒じゃないとお風呂入らないとか、お姉ちゃんと一緒じゃないと買い物いかないとか、そのくせお小遣いが足りない足りないって騒いで、あと二万円あれば可愛い服が買えるし休みの日デートしてあげるしなんだったらホテル一緒にいってあげるから二万円頂戴とか冗談言って、私の少ないバイト代をせびってこようとするし。もう五年生なのにワガママ放題でさ」

「それはワガママというより」

「ていうかお姉さんの妹って、2組の美奈さんですよね。名字同じですし……」


 ふたりは複雑そうな顔をした。よくわからないけど、私は続ける。


「普通の小学五年生ってこんなもんだよなーって思っていたらさ、なんかびっくりするぐらいかわいい小学五年生の女の子を見つけちゃってさ。ついつい声をかけてしまって」

「あたし?」

「わたしですの?」


 ハルカと彼方は睨み合う。正直言えば、どっちもだ。


 彼方が自撮りしてるTwitterを見つけて、大人にちやほやされて喜んでいるこの子は放置してたらきっと悪い人に騙されるやばいと思ったから声をかけたし。


 両親共働きなハルカがひとりぼっちで公園で遊んでたのがひどく寂しそうに見えて、心配だからってついつい声をかけてしまった。


 そこまではよかったんだ。いやよくないな。でも親切なお姉さんの態度を貫くつもりだった。けどダメだった。理性は勝てなかった。もともとおおらかで細かいことを気にしない性格だからっていうのもあった。


「ひとりでもかわいいのに、それが二倍とかもうやばくない?」


 そう言うとハルカに腹を蹴られ、彼方に頬をビンタされた。


 私はもんどり打って床を転がる。小学五年生の筋力でもそれなりに本気を出されたようで、だいぶ痛い。


「サイテー」

「クズ大人です」


 ハルカと彼方は身を寄せ合って、私に絶対零度の視線を浴びせている。どうやらふたりは仲良しさんになったようだ。よかったよかった。


「いやホントすみませんでした。でもなんだろうね。私ってたぶん、寂しそうにしている女の子を放っておけないタチなんだろうな……。いや、今のタチっていうのはそういう意味じゃなくてね?」

「バカ」

「ゴミナメクジ」


 ひどい言われようだ。私は正座して沙汰を待つ。


 するとである。


 事態は思わぬ方向に進展した。


 彼方がすっと髪をかきあげ、ハルカに向かって頭を下げたのだ。


「しょうがないですわね、ハルカさん。うちのお姉さんがご迷惑をおかけしました。このことは忘れて、どうぞ平和な日常生活に戻ってください」

「ん。……ん? なに言ってんの彼方」

「このダメな大人はわたしが責任もって更生させますので。もう、お姉さん。これからはわたしと付き合っている限り、浮気なんてしちゃダメですからね。メッ」

「ちょっと待ってよ! なんかヘンな流れじゃん!? どーしてそうなんの!?」

「え? なにがですの? あ、お姉さんはしばらく黙っててくださいね」


 はい。


「ウワキはそっちでしょ!? おねーちゃんと付き合ってるのはあたしだし!」

「でもゲンメツしましたよね? こんなダメな大人。さっきだって『サイテー』とか『バカ』って言ってましたし。まさかそこまで言うなんて。あーあハルカさんひどーい。でもしょうがないですね、ハルカさんにも選ぶ権利があります。それではほら、どうぞお帰りになって」

「まままま待ってよ! ちょっとおねーちゃん! ね! おねーちゃんがホントに好きなのはあたしだよね!?」

「本当に好きというなら、ふたりとも本当に好きだよ。神に誓う。私はふたりのことが心から大好きだ。博愛主義だから」

「おねーちゃんはちょっと黙ってて」


 はい。


 ハルカは彼方に指を突きつける。


「っていうかあんたは、あたしとおねーちゃんの関係を知らないからそーゆーこと言うんでしょ! さっき目の前でちゅーしたの見たでしょ!? もっともっとすごいことだってシてるんだからね!」

「…………もっともっと、すごいこと……」


 彼方が眉をハの字に傾ける。押されているらしい。パワーバランスを考慮して助け舟を出してやりたいが、ただ怒りを買うだけな気がするから黙ってた。


 ハルカの頬を膨らませた子どもっぽい顔(まあ子どもなんだけど)もかわいいなあと思っているうちに、彼方もいい反論が思いついたらしい。


「つまりそれは、ハルカさんとお姉さんは体だけの関係ってことですね? なるほどなるほど。わたしのことが本当に大事だから、お姉さんは手を出してこなかったと、そういうわけですね、なーるほど」

「はあー!?」


 ハルカは顔を真っ赤にした。


「そ、そんなわけないじゃん! 好きだから触りたいって思うし、好きだからイロイロしちゃうんでしょ! ね、おねーちゃん!」

「そうだよ」


 本心だったので、うなずく。


 彼方は『け…………結婚するまで、だめですっ……』と言ってたので、イロイロはしなかったのだ。私は細かいことを気にしないおおらかな性格だけど、決して自分本位に相手を傷つけるような悪いロリコンではないから。はい。


 すると彼方が泣きそうな顔になった。


「えっ…………………………」


 ハルカは勝ち誇る。


「というわけで、決着ついたみたいなんでー。ごめんねー、彼方ー。お帰りはあちらーでーすー」

「…………………………」


 彼方は私の袖をぎゅっと握る。


「……お姉さん」

「うん」

「わたしを選んでくれたら、イロイロ……してもいいですから」

「なんだって」


 私は思わず彼方の両手を握った。


「ちゅーとか……そういうの……して、いいですから」


 ちっちゃい桃色の唇が私を誘うように震える。


 この、なにひとつ不自由なく育った深窓のお嬢様の彼方ちゃんに、イロイロしてもいい……? そんな夢みたいなことが……? まさかこれが逆転満塁ホームランってやつか……?


 ハルカが割って入ってきた。


「なんでおねーちゃん、急に目がキラキラし出したの!? ダメダメ! ダメに決まってるでしょ! もうちゅーしてあげないんだからね!?」

「ハルカさん」


 私に片手を握りしめられたハルカが、もう片方の手を頬に当てて悪役令嬢がするようなポーズを取った。大人の真似する美少女って感じでめちゃくちゃキュートだった。


「もうすでに捧げてしまったキスに、なんの価値があるというのです? お姉さんみたいな重度のロリコンナメクジは『初めて』という言葉に特別な意味を覚えるんですよ。人の手が入ったことがない純白の花園を自分色に染めることこそ、お姉さんの至上の喜び。そんなこともわからないなんて、お子様ですのね」

「あたしはもう染められちゃった方だし! わかったもん! おねーちゃん、あたしを選んでくれたらおねーちゃんが前言ってたことさせてあげるから!」

「!?」


 私の脊髄に電流が走る。


 前言ってたことって……。


 胸の前で手を組んだハルカがやけにかわいく見える。それは羽化しつつある蝶のような可憐さだった。


「前に言ってたことって……もしかして、あの? ハルカが『ヘンタイじゃん!』って叫んで部屋を飛び出してったあとに、LINEで『きょうはごめんなさい。でもああいうのはもっとオトナになってから』って言ってきたあの?」

「う、うん……。すごく恥ずかしそーだったから、ちょっと尻込みしちゃったけど……でも、別に、ヤだったわけじゃないからね!?」


 私はハルカを抱きしめた。


「ハルカかわいい! すごくかわいい! ラブラブ大好き! 愛してる!」

「えへへ」


 はっ。


 ハルカの肩越しに、彼方が目をうるうるさせていた。


「お姉さん……やっぱりハルカさんのことが……」

「いや、これは、その」

「ずるいです……わたし、えっちなこととか、ぜんぜん知らないし………………」

「か、彼方ちゃんもかわいいよ! すっごくかわいいよ!」

「………………………………うう」


 彼方は財布から二万円札を出した。小学五年生が持ち歩くにしては大金だ。


 いったいどうしようというのかと思えば。


「わたしを選んでくれたら、二万円……毎月、二万円あげますから……」

「待って」


 ぷるぷると差し出してきた福沢諭吉を前に、私は首を振る。


 いや、さすがにそれは、人として最低なのではないだろうか。


 私の中に残った一縷の良心がその申し出を棄却する。いくらおおらかな私でも、それは受け取れない。


 だが、ハルカはめちゃくちゃショックを受けていた。


「に、にまんえん……!? にまんえんってあの、えっ、百円玉が……えっ、二百枚のやつ……? それが毎月……? えっ、えっ」

「心配いりません、お姉さん」


 動揺するハルカを見て、少しだけ持ち直した彼方が胸を張る。


「わたし、お小遣い毎月十万円もらって、ほとんど貯金してますから。デート代とか全部わたしが払ってあげますわ。ふたりでどこにでも旅行にいけますよ」

「マジかよ」


 お嬢さまとは思っていたけれど、そこまでお嬢さまだったとは……。いいんだろうか、お宅の娘さんに手を出して。コンクリ詰めにされたりしないだろうか。


 ロリにオゴられる私の姿を思い浮かべる。なんだか思った以上に似合っているんじゃなかろうか。


 そのとき玄関のほうから『ガタッ!』という音がしたような気がしたけれど、続く言葉に注意を取られる。


「はい、はいはい! おねーちゃん! うちの妹が小学三年生だから! あと二年経ったらおねーちゃんにあげるから! ね!」

「あげるて」


 だんだんと妙な方向に話が転がりだした……。


 さすがに自分の妹をモノ扱いするようなハルカをたしなめようとすると、ハルカはスマホを取り出して私に見せてきた。


「ちなみにこれが妹」

「えっ、うそ、めっちゃかわいい」


 映りがいいのかわからないけど、ハルカによく似た美幼女だった。ふたりでピースしてる画像はなんかもう一対の大天使降臨、って感じだ。かわいい上に性格も良さそうである。


 この子が五年生になる頃には、ハルカも中学一年生。ロリ姉妹丼という言葉が私の頭を流れてゆく。私は思い切り頭を振って振り払った。


「いやだからそういうのは」

「お姉さんがあと三年で大学卒業して就職することになったら、わたしが養ってあげますから!」

「なんだと」


 思わず真顔になった。


 中学二年生の彼方に養われる……? なにそのロリのヒモ生活……。魅力的な言葉すぎる……。くらくらしそうだ。


 私は片方の手をハルカに掴まれる。


「おねーちゃん、ね、おねーちゃん! あたしのことが好きなんでしょ!?」


 もう片方の手を彼方に掴まれた。


「お姉さんはわたしのことが好きなんですよね!? でしょ!?


 小学五年生の美少女に取り合いをされている……。


 なんだこれ、なんだこの状況。両手に花ならぬ両手にロリ……!


 永遠にこの時間が続けばいいのに……!


 ああもう私はどうすればいいんだー!


 究極の選択に苦悩していると、まるで制限時間を告げるみたいに──バーンとドアが開いた。


「お姉ちゃん」


 そこにいたのは、私の妹──美奈であった。


 顔面偏差値はとてつもなく高いが、基本的にいつもむすっとしている感じの無表情なので、なんだか近寄りがたい印象を受ける。きょうはいつも以上に機嫌が悪そうだった。


「えっ、美奈? どうしてここに?」

「ずっとそこにいた。話は聞かせてもらった」

「なんでそんなことを!?」


 スッと美奈は後ろ手に隠していたなにかを取り出す。それは美奈の靴下だった。けれど、さきっぽのほうがやけに膨らんでいる。歩くたびにジャラジャラと音がするのは、小銭が詰め込まれているからだろう。


 いやちょっとまって。


 美奈が振りかぶる。


「それいわゆるブラックジャックってやつでは──ぐあぁぁぁっ!」


 両手をハルカと彼方に押さえられていた私は逃げることもできる頭蓋を殴打された。全身から力が抜けて、意識が遠ざかってゆく。


 な、なぜこんなことに……。


「なんで殴ったの!? あんた!」

「お姉ちゃんが浮気してたから。あと小学五年生と付き合ってたのがすごいムカついたから」


 頭の上から、三人の小学五年生の声がする。


「彼方さん、毎月二万円くれるってホント?」

「う、うん」

「じゃあお姉ちゃんあげる。ハルカさんの言葉で閃いた」

「ま、待ってよ、おねーさんはあたしの!」

「その代わり条件がある。お姉ちゃんは共用のものとして、みんなで使うこと。ホントは独り占めしたかったけど、しょうがない。それが呑めるなら、私もたまに……借りる」

「それってわたしだけ二万円払うの、ずるくないですの?」

「ずるくない。彼方さんの家にいるから彼方さんだけ毎日会える。それが二万円分のメリット。一緒にお風呂入ったりするのは別料金」

「うーん……まあ仕方ないっか。にまんえんだもんね。百円玉がちょーいっぱいだもんねー」

「うん。二万円はすごい。人を修羅に変える」


 あとからやってきた美奈は霞む視界の私に、ピースサインを向けて。


「浮気者の制裁も完了したし、お姉ちゃんを好きにする権利も得られた。これにて、一件落着」




 その後、私は(彼方ちゃんのお父さんお母さんと一悶着あったものの)思う存分ロリのヒモ生活を謳歌することになる。


 しかしまさか美奈までも私をどうこうしようと思っていたとは意外だった。毛頭気づかなかった。実の妹なのに。まあ甘えてくる姿はかわいいからいいか……。


 人として大切ななにかを失った気がしないでもないけれど──私は細かいことを気にしないおおらかな性格だったし、なおかつ3ロリの役に立っているのだという博愛精神を満たす生活は、それはそれで悪くないものでした。




 おしまい

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